設計図書・契約約款
重要度 B設備機器・設計図書で出題過去問 17問
設計図書・契約約款は、2級管工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録884問中17問・重要度B)。出題されるのは設備機器・設計図書です。
要点:公共工事標準請負契約約款、設計図書の優先順位、機器の仕様として記載する項目。
覚える要点
- 公共工事標準請負契約約款の設計図書は、図面・仕様書・現場説明書・現場説明に対する質問回答書。施工計画書・工程表・施工図は含まない
- 設計図書の優先順位は質問回答書>現場説明書>特記仕様書>図面>標準仕様書で、その工事のために後から作られた書類ほど優先する
- 送風機には風量・静圧・呼び番号・電動機出力を、ポンプには吸込口径・水量・揚程・電動機出力を記載する。呼び番号はポンプの項目ではなく、送風機に風速は書かない
- 初期抵抗(初期圧力損失)・最終抵抗・捕集効率はエアフィルター・空気清浄装置の項目で、送風機には書かない。騒音値を書くのは冷却塔などの回転機器で、空気清浄装置には書かない
- 吸収冷温水機には圧縮機がないので圧縮機容量は書かず、冷却水量などを書く。パッケージ形空気調和機は冷媒方式なので冷温水出入口温度は書かず、屋外吸込空気温度・形式・屋内機の送風機の電動機容量を書く
- 号数は瞬間式湯沸器の能力(1号は毎分1Lの水を25℃上げる能力)で、貯湯式には貯湯量・加熱能力を書く。全熱交換器は全熱交換効率、ボイラーは定格出力・最高使用圧力を書く
勉強のしかた:毎回1問の必須問題。機器と記載項目の組合せが大半で、「呼び番号は送風機」「初期抵抗はエアフィルター」「圧縮機容量は圧縮式だけ」「冷温水出入口温度は冷温水を使う機器だけ」で判断する。設計図書の範囲と優先順位は「施工計画・申請届出」の論点と共通。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、設計図書・契約約款で間違えやすい点を集めました。
- 令和7年度 後期 No.28:送風機の仕様は「風量・静圧・呼び番号・電動機出力」。ポンプは「水量・揚程・口径・電動機出力」。
- 令和7年度 前期 No.28:冷温水を使わない機器に「冷温水」の項目はない。機器の熱媒が何かで判断する。
- 令和6年度 後期 No.28:圧縮機容量(電動機出力)を記載するのは、空気熱源ヒートポンプやパッケージ形空気調和機などの圧縮式の機器である。
- 令和6年度 前期 No.28:初期抵抗・最終抵抗・捕集率はエアフィルターの項目。機器と項目の組合せで覚える。
- 令和5年度 後期 No.28:送風機は「呼び番号」、ポンプは「吸込口径」が定番の記載項目である。
- 令和5年度 前期 No.28:騒音値が記載されるのは送風機・冷却塔・パッケージ形空気調和機など、騒音を出す回転機器である。
この論点の問題
パッケージ形空気調和機の設計図書記載項目令和8年度 前期 No.28
遠心送風機の設計図書に記載する項目令和7年度 後期 No.28
マルチパッケージ形空調機の記載項目令和7年度 前期 No.28
設備機器と設計図書に記載する項目令和6年度 後期 No.28
設備機器と設計図書に記載する項目令和6年度 前期 No.28
設備機器と設計図書に記載する項目令和5年度 後期 No.28
設備機器と設計図書に記載する項目令和5年度 前期 No.28
設備機器と設計図書に記載する項目令和4年度 後期 No.28
設計図書に含まれる書類(標準請負契約約款)令和4年度 前期 No.28
設計図書の優先順位令和3年度 後期 No.28
設備機器と設計図書に記載する項目令和3年度 前期 No.28
設備機器と設計図書に記載する項目令和2年度 後期 No.28
公共工事標準請負契約約款の設計図書令和元年度 後期 No.28
設備機器と設計図書に記載する項目令和元年度 前期 No.28
公共工事標準請負契約約款の設計図書平成30年度 後期 No.28
機器と設計図書に記載する項目平成30年度 前期 No.28
機器と設計図書に記載する項目平成29年度 No.28
同じ分野で出る論点
設備機器・設計図書では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。