道路の附属施設・交通調査
重要度 B土木一般・設計図書で出題過去問 10問
道路の附属施設・交通調査は、2級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち8回で出題された論点です(収録400問中10問・重要度B)。出題されるのは土木一般・設計図書です。
要点:防護柵・視線誘導標・ボラード・道路緑化、交通量調査。
覚える要点
- 車両用防護柵は原則たわみ性で、橋梁上や狭い分離帯など変形を許容できない区間は剛性。ガードレール・ガードパイプ・ガードケーブルは引張りと支柱の変形で抵抗、ボックスビームは曲げ剛性で抵抗し主に分離帯用
- ガードパイプは展望性・視線誘導性に優れる。ガードレールは局部取替えが容易、ガードケーブルは展望性がよい
- 視線誘導標:一般国道等は左側路側が白色・右側と中央分離帯が橙色、高さ50〜100cm、直径70〜100mm、最大間隔40m(高速自動車国道等は50m)
- 道路標識:案内・警戒標識は道路管理者、規制・指示標識の大部分は公安委員会が設置。設置方式は路側式・片持式(オーバーハング)・門型式(オーバーヘッド)・添架式
- 環境施設帯は車道の外側の植樹帯・歩道などで沿道の生活環境の保全が目的。植栽管理の目的に渋滞緩和は含まない
勉強のしかた:分野1で毎年1問出る。防護柵の種類と特徴、視線誘導標の数値(色・高さ・間隔)、標識の4分類と設置者を覚え、特徴を入れ替えた肢を過去問で確認する。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、道路の附属施設・交通調査で間違えやすい点を集めました。
- 令和6年度 問3:オーバーヘッド式(門型)とオーバーハング式(片持)の説明を入れ替えている。
- 令和5年度 問3:4種類の本標識の機能を順にずらして並べた問題。設置者(道路管理者か公安委員会か)の組合せにも注意する。
- 令和4年度 問3:左は白・右は橙。高速自動車国道等の設置高さ(左側 120cm、その他 90cm 標準)と一般国道等(50〜100cm)の区別にも注意する。
- 令和3年度 問3:4 つともたわみ性防護柵なので「たわみ性かどうか」では選べない。抵抗の仕組み(引張り/曲げ剛性)で分ける。
- 令和元年度 問3:ガードパイプの長所は「展望性・視線誘導性」、ボックスビームは「表裏がない」、ガードケーブルは「たわみが大きい・展望性」。
- 平成30年度 問3:ボックスビーム=分離帯用という組合せを覚えておく。
この論点の問題
道路標識の設置方式令和6年度 問3
道路標識の機能令和5年度 問3
視線誘導標令和4年度 問3
車両用防護柵の形式令和3年度 問3
防護柵の種類と特徴令和元年度 問3
道路植栽・植栽地の管理の目的令和元年度 問4
防護柵の種類と特徴平成30年度 問3
視線誘導標平成29年度 問2
道路の緑化平成29年度 問4
車両用防護柵平成28年度 問3
同じ分野で出る論点
土木一般・設計図書では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。