契約約款・設計図書
重要度 B土木一般・設計図書で出題過去問 11問
契約約款・設計図書は、2級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録400問中11問・重要度B)。出題されるのは土木一般・設計図書です。
要点:公共工事標準請負契約約款、設計図書・共通仕様書。
覚える要点
- 仮設・施工方法は特別の定めがない限り受注者の責任で定める。材料の品質が明示されていなければ中等の品質。現場代理人は常駐し主任技術者等と兼ねられる
- 設計図書の誤謬・脱漏・現地との不一致を発見したら直ちに監督員に通知し確認を請求する(約款第18条)。第三者損害は原則受注者、通常避けられない騒音・振動等は発注者
- 不用となった支給材料・貸与品は発注者に返還(処分しない)。材料の見本検査の費用は受注者負担。搬入した材料は監督員の承諾なく搬出できない
- 共通仕様書の用語:承諾=書面で同意、指示=監督職員が書面で示し実施させる、協議=対等の立場で合議。段階確認は監督職員が行う
- 仕様書(共通+特記)⊂設計図書(仕様書・図面・現場説明書・質問回答書)⊂契約図書(契約書+設計図書)。工事数量総括表は工種・設計数量・規格を示す書類
勉強のしかた:分野1で毎年1問出る。約款は主語(受注者か発注者か)の入替え、共通仕様書は用語の定義の入替えが定番なので、条文ごとに主語と定義のキーワードを覚える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、契約約款・設計図書で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問3:「施工方法は受注者」「材料は中等の品質」「現場代理人と技術者は兼務可」が約款の定番の論点である。
- 令和7年度 問3:監督職員(施工中の指示・確認・立会)と検査職員(完成・既済部分の検査)の役割の取り違えを突く。
- 令和6年度 問5:「協議のうえ」「受注者が負担」「受注者が処分」と、責任の所在をずらした記述が並ぶ。
- 令和5年度 問5:支給材料・貸与品の検査だけが発注者負担で、材料検査・見本検査は受注者負担である。
- 令和4年度 問5:「仕様書」「設計図書」「契約図書」の包含関係(仕様書⊂設計図書⊂契約図書)を押さえる。
- 令和3年度 問5:用語の定義の入れ替え。「工種・設計数量・規格」が出たら工事数量総括表である。
この論点の問題
公共工事標準請負契約約款令和8年度 問3
土木工事共通仕様書の用語令和7年度 問3
公共工事標準契約約款令和6年度 問5
公共工事標準請負約款(監督員・材料の検査)令和5年度 問5
土木工事共通仕様書の用語令和4年度 問5
土木工事共通仕様書の用語令和3年度 問5
公共工事標準請負契約約款令和元年度 問5
土木工事共通仕様書の用語平成30年度 問5
約款:監督職員への通知と確認平成29年度 問5
公共工事標準請負契約約款平成28年度 問4
土木工事共通仕様書の用語の定義平成28年度 問5
同じ分野で出る論点
土木一般・設計図書では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。