火薬類取締法

重要度 C法規で出題過去問 7問

火薬類取締法は、1級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち7回で出題された論点です(収録975問中7問・重要度C)。出題されるのは法規です。

要点:火薬類の貯蔵・運搬・取扱い、火工所。

覚える要点

  • 火薬類の喪失・盗取や災害発生時の届出先は警察官または海上保安官(消防署・都道府県知事ではない)
  • 発破場所に携行する火薬類は消費見込量を超えず、責任者が受渡し数量・消費残数量・装塡方法をその都度記録。装塡後に残った火薬類は直ちに火薬類取扱所・火工所に返送
  • 火薬類取扱所は平家建で盗難・火災を防ぐ構造、床面にはできるだけ鉄類を表さず、周囲に境界柵と警戒札。存置量は 1 日の消費見込量以下
  • 雷管は背負袋・背負箱等で運搬し、発破母線は点火器側を短絡させ脚線側を長短不揃にする。危険区域の立入禁止と警告のうえ点火

勉強のしかた:毎年1問。届出先(警察官・海上保安官)、数量(消費見込量・1日分)、「直ちに返送」、取扱所の構造の4点で出題がほぼ尽きるので条文の言い回しで覚える。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、火薬類取締法で間違えやすい点を集めました。

  • 令和5年度 問題A No.55:「保安距離」は火薬庫の規定の語で、火薬類取扱所の周囲は「境界柵」である。
  • 令和4年度 問題A No.55:火薬類の喪失・盗取の届出先は警察官又は海上保安官であり、消防署ではない。
  • 令和3年度 問題A No.55:「1日の消費見込量」「直ちに返送」「できるだけ鉄類を表さない」のように、数量・時期・程度の語を入れ替えた誤りが多い。
  • 令和2年度 問題A No.55:発破母線の「短絡」と「長短不揃」は、点火器側と脚線側を入れ替えた出題が多い。鉄類は火花の原因になるので「表さない」。
  • 令和元年度 問題A No.55:許可・届出の多くは都道府県知事宛てだが、喪失・盗取や災害発生は治安に関わるので警察官等へ届け出る。
  • 平成30年度 問題A No.55:発破場所に残った火薬類を置いたままにしない趣旨であり、「直ちに」がキーワードである。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

法規では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。