健全性分析:投資構造(固定比率・固定長期適合比率)
重要度 B第2・5問で出題過去問 6問
健全性分析:投資構造(固定比率・固定長期適合比率)は、建設業経理士1級 財務分析の第29〜39回(11回)のうち6回で出題された論点です(収録78問中6問・重要度B。うち6問は第2・5問の問題の一部として出題)。出題されるのは第2問・第5問です。
要点:固定比率=固定資産÷自己資本×100、固定長期適合比率=固定資産÷(自己資本+固定負債)×100で、どちらも低いほどよい。固定資産投資は自己資本と固定負債の範囲内で賄うべきという考え方に基づく。経審では固定比率の逆数の自己資本対固定資産比率を用いる。第3問の関連データでも「一般的な方法」と注記されて頻出する。
覚える要点
- 固定比率=固定資産÷自己資本×100、固定長期適合比率=固定資産÷(固定負債+自己資本)×100。どちらも低いほど良く、固定資産投資は自己資本と固定負債で賄うべきという考え方。
- 自己資本は純資産合計を使う。固定長期適合比率の別法は分子を有形固定資産にし、第2問の文脈(「有形固定資産と長期的な調達資本」)で別法を選ぶ回がある。
- 第3問では「一般的な方法」と注記され、分子は建設仮勘定や投資有価証券を含む固定資産全体。固定比率から自己資本を、固定長期適合比率から固定負債や固定資産合計を逆算する。
- 固定長期適合比率が100%未満なら流動比率は100%超で表裏の関係。経審では固定比率の逆数の自己資本対固定資産比率を用い、建設業では大企業の方が固定比率は小さい。
勉強のしかた:第3問の逆算で起点になる比率として頻出。固定比率→自己資本、固定長期適合比率→固定負債+自己資本の2本の逆算を即座に立てられるようにする。
この論点を含む問題
次の問題では、第2・5問の問題の中の一部として健全性分析:投資構造(固定比率・固定長期適合比率)が問われます。解説の該当箇所で、この論点の処理を確かめてください。
健全性分析の体系(資本構造・投資構造・利益分配性向)と各比率の意味第37回 第2問
経営事項審査の枠組み(X1・X2・Y・Z・W、X2 の審査内容、Yの審査項目、連結の自己資本)の用語選択第35回 第2問
2期分の財務諸表による諸比率の算定(A〜J)と生産性分析(労働生産性の要因分解)・経営事項審査の経営状況(Y)の空欄補充第34回 第5問
2期分の財務諸表による諸比率の算定(A〜J)と回転期間・回転日数による分析文の空欄補充第33回 第5問
2期分の財務諸表による諸比率の算定(A〜J)と建設業特有の流動性比率・滞留月数分析の空欄補充第31回 第5問
2期分の財務諸表による諸比率の算定(A〜J)と健全性分析(自己資本と他人資本、固定資産と長期資本のバランス)の空欄補充第30回 第5問
同じ大問で出る論点
第2・5問では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
A 生産性分析:労働装備率・設備投資効率・資本集約度・資本生産性A 活動性分析(回転率・回転期間・滞留月数)A 収益性分析(資本利益率:ROA・ROE・事業利益・経営資本)A 建設業特有の流動性比率(未成工事収支比率・立替工事高比率・運転資本保有月数・必要運転資金)A 損益分岐点分析(固変分解・損益分岐点比率・安全余裕率・目標利益)A キャッシュ・フロー分析(純CF・完成工事高CF率・営業CF対流動負債比率)
出題実績は資格試験対策.netが第29〜39回の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。