ALCパネル・押出成形セメント板
重要度 B仕上施工で出題過去問 9問
ALCパネル・押出成形セメント板は、1級建築施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち9回で出題された論点です(収録760問中9問・重要度B)。出題されるのは仕上施工です。
要点:ALCパネル・押出成形セメント板の取付けと目地。
覚える要点
- 押出成形セメント板の縦張り工法はパネルを各段ごとに下地鋼材で受け、取付け金物を上下端部にロッキングできるよう取り付ける。横張り工法は積上げ枚数3枚以下ごとに自重受け金物で受け、金物を左右端部にスライドできるよう取り付ける
- 押出成形セメント板の目地幅は、パネル幅900mm以下で長辺10mm以上・短辺15mm以上、900mmを超えると長辺・短辺とも15mm以上(令和7年版の標仕)。縦張りは横目地、横張りは縦目地が短辺の目地
- 押出成形セメント板のパネル幅の最小限度は300mm、欠込みはパネル幅の1/2以下かつ300mm以下が目安。Zクリップは下地鋼材へのかかり代を30mm以上とする
- ALCパネルの短辺小口相互の目地と他部材との取合い部の目地は伸縮目地で幅10〜20mm。耐火性能が要る伸縮目地にはモルタルではなく耐火目地材を充填する
- ALCの横壁アンカー構法の受け金物はパネル積上げ段数5段以下ごとに設ける。床パネルの孔あけは主筋を避けて直径50mm以下。間仕切壁の縦壁フットプレート構法はパネル上部を面内方向に可動とし、長辺相互は接着材で一体化する
勉強のしかた:10回のうち9回、1問出る(平成30年度は出ていない)。押出成形セメント板(縦張りはロッキング・横張りはスライドで3枚以下ごとに受ける、目地幅)が5回、ALCパネル(伸縮目地10〜20mm、耐火目地材、受け金物5段以下)が4回で、横張りの自重受けの枚数は3回問われている。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、ALCパネル・押出成形セメント板で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 No.39:ECPは縦張り=ロッキング,横張り=スライドで層間変形に追従。横張りは3枚以下ごとに自重受け。
- 令和6年度 No.39:縦張り=ロッキング・上下端部、横張り=スライド・左右端部・3枚以下ごと。
- 令和4年度 No.39:縦張り = ロッキング(横目地を広く),横張り = スライド(縦目地を広く)。
- 令和2年度 No.44:縦張り=ロッキング・各段ごとに受ける、横張り=スライド・3枚以下ごとに受ける。
- 令和元年度 No.44:異なる部材の取合いには伸縮調整目地を設けて,変形を逃がす。
- 平成29年度 No.44:縦張りは「ロッキング→横目地を広く」,横張りは「スライド→縦目地を広く」。
この論点の問題
外壁の押出成形セメント板張り令和8年度 No.39
外壁ALCパネルの縦壁ロッキング構法令和7年度 No.39
押出成形セメント板の横張り工法令和6年度 No.39
ALCパネル工事(孔あけ・取付け構法)令和5年度 No.38
押出成形セメント板(ECP)張り令和4年度 No.39
ALCパネル工事(補修・伸縮目地・耐火目地)令和3年度 No.39
外壁の押出成形セメント板張り令和2年度 No.44
ALC間仕切壁の縦壁フットプレート構法令和元年度 No.44
押出成形セメント板平成29年度 No.44
同じ分野で出る論点
仕上施工では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。