減損会計
重要度 B第5問で出題過去問 6問
減損会計は、建設業経理士1級 財務諸表の第29〜39回(11回)のうち6回で出題された論点です(収録97問中6問・重要度B。うち6問は精算表の一部として出題)。出題されるのは第5問です。
要点:当期の減価償却を先に行い、期末帳簿価額と割引前キャッシュ・フローを比べて減損の認識を判定する。割引前 CF が帳簿価額を下回れば、回収可能価額(割引後 CF と正味売却価額の大きい方)まで減額し、差額を機械装置減損損失(減損損失)に計上する。精算表では機械装置の貸方に直接減額する。第38・39 回は水没廃棄した 1 台を除いた残り 2 台について判定する。
覚える要点
- 減損は当期の減価償却を先に行い、償却後の帳簿価額と割引前キャッシュ・フローを比べて認識を判定する。償却前の帳簿価額で判定しない。
- 割引前CFが帳簿価額を下回れば、回収可能価額(割引後CF=使用価値と正味売却価額の大きい方)まで減額し、差額を減損損失(機械装置減損損失)に計上する。
- 精算表では機械装置の貸方に直接減額するので、貸借対照表の機械装置は取得原価−除却分−減損損失、累計額には減損を含めない。
- 水没廃棄した1台を除いた残りの台数について判定する回では、除却後の帳簿価額(残り台数分)で減損の認識・測定を行う。
勉強のしかた:第5問(1)の一部として毎回近く出る。「償却→除却→減損」の順序と、認識(割引前)と測定(割引後)で使う数値が違う点を、問題を解くたびに声に出して確認する。
この論点を含む問題
次の問題では、精算表の中の一部として減損会計が問われます。解説の該当箇所で、この論点の処理を確かめてください。
精算表(機械装置の除却・減損、その他有価証券の税効果、外貨建貸付金の換算、工事進行基準の見積変更)第39回 第5問
精算表(機械装置の除却・減損、その他有価証券と金利スワップの税効果、工事進行基準の見積変更)第38回 第5問
精算表(機械装置の減損、その他有価証券と金利スワップの繰延ヘッジ・税効果、工事進行基準の見積変更)第35回 第5問
精算表(機械装置の減損、外貨建貸付金の換算、その他有価証券の税効果、工事進行基準の見積変更)第33回 第5問
精算表(機械装置の減損、外貨建貸付金の換算、社債の買入償還の修正と減債積立金の取崩し、工事進行基準の見積変更)第31回 第5問
精算表(機械装置の減損、外貨建貸付金の換算、その他有価証券の償却原価法と税効果、工事進行基準の見積変更)第30回 第5問
同じ大問で出る論点
第5問では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが第29〜39回の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。