トルシア形高力ボルトの締付け
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月14日(日)実施) No.21の問題です。論点は「鉄骨工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
トルシア形高力ボルト接合に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) ボルトの首下長さは,締付け長さにナットと座金の高さを加えた寸法とした。
解き方
- 高力ボルトの長さは首下長さとし,締付け長さに標仕表7.2.2の長さ(トルシア形のM16で25mm,M20で30mm,M22で35mmなど)を加えたものを標準とする(標仕7.2.2)。
- 表の長さは,ナットと座金の厚さに,締付け後にナットの外に出るねじ山の余長を加えたものである。ナットと座金の高さだけを加えるとねじ山の余長が不足するので,(3)が不適当である。
- ほかの選択肢は標仕の規定や一般的な施工方法どおりであり,消去法でも(3)となる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。トルシア形高力ボルトは,専用レンチでピンテールが破断するまで本締めする(標仕7.4.7)。
- (2)適当。1群のボルトの締付けは,群の中央から周辺に向かう順序で行う(標仕7.4.7)。
- (3)適当でない。首下長さは締付け長さに表7.2.2の長さ(ナット・座金の厚さにねじ山の余長を含む)を加えたものとする。
- (4)適当。座金は内側面取り部が外側(ナットに接する側)になるように取り付ける。
引っかけ:首下長さ=締付け長さ+(ナット+座金+ねじ山3山程度の余長)。座金・ナットは表裏を間違えない。
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論点ページ:鉄骨工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月14日(日)実施) No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する