建具・ガラス

重要度 B問題4・問題5で出題過去問 4問

建具・ガラスは、1級建築施工管理技士 第二次検定の平成30年度〜令和8年度(9回)のうち4回で出題された論点です(収録162問中4問・重要度B)。出題されるのは問題4・問題5です。

要点:アルミニウム製・鋼製・木製建具、シャッター、建具金物、ガラス工事。

覚える要点

  • アルミニウム製建具の枠・くつずり・水切り板のアンカーは両端から逃げた位置から間隔500mm以下(端は一般に隅から150mm内外)。ステンレス製くつずりは厚さ1.5mm、仕上げは特記がなければヘアライン(標仕16.2.4・16.2.5)
  • コンクリート系下地への取付けは、くさびで仮留めしてアンカーをコンクリートに固定された鉄筋類に溶接し、くさびを撤去して躯体と枠の間にモルタルを密実に充填する。くさびを残せるのは屋内の水掛り以外。くつずり・下枠は裏面に鉄線等を付け、モルタル詰めをしてから取り付ける
  • 鋼製建具の取付けもアルミニウム製と同じ手順(標仕16.4.5)で、枠の倒れ・対角寸法・ねじれを確かめて固定する。アンカーの溶接部は錆止め塗料を塗り、雨水浸入のおそれのある接合部はシーリング材等で止水する
  • 防煙シャッターのスラットは表面がフラットで遮煙性を確保しやすいオーバーラッピング形が一般的(重量シャッターの標準はインターロッキング形)。遮煙機構はまぐさに設け、閉鎖時の漏煙を抑える
  • 重量シャッターのスラットとガイドレールのかみ合わせ長さは、内法寸法3m以下で左右合計90mm以上、3mを超え5m以下で100mm以上、5mを超え8m以下で120mm以上(標仕表16.11.3)

勉強のしかた:問題4の記述と問題5の五肢択一で、建具の取付けとアンカー、防煙シャッターの構造が出る。標仕16章のアンカー間隔・くつずり・かみ合わせ長さを覚え、コンクリート系下地への鋼製・アルミニウム製建具の取付け手順を順に書けるようにしておく。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、建具・ガラスで間違えやすい点を集めました。

  • 令和7年度 問題5 設問6:かみ合わせ長さは「3m以下90mm・5m以下100mm・8m以下120mm」。遮煙機構は方立ではなくまぐさに設ける。
  • 令和5年度 問題5 設問6:くつずりは取り付けた後では裏面にモルタルを詰められないので,先に詰めてから取り付ける。
  • 令和4年度 問題4 設問4:外部の建具ではくさびを残したままモルタルを充填しない(残すことができるのは屋内の水掛り以外)。
  • 令和元年度 問題4 設問6:標仕16.11.2(5)では重量シャッターのスラットはインターロッキング形が標準だが,防煙シャッターは遮煙性能を満たすものとされ,スラットはオーバーラッピング形が用いられる。

この論点の問題

同じ問題で出る論点

問題4・問題5では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成30年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。