RC造外壁への鋼製建具の取付け
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月16日(日)実施) 問題4 設問4の問題です。論点は「建具・ガラス」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋コンクリート造の外壁に鋼製建具を取り付けるときの施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,解答はそれぞれ異なる内容の記述とし,材料(仕様,品質,運搬,保管等),作業環境(騒音,振動,気象条件等),下地,養生及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。
解答欄
正解
留意事項 1 模範解答
建具枠は墨に合わせてくさびで仮留めし,枠の倒れ・対角寸法・ねじれを確認してから,アンカーを躯体の鉄筋類に溶接して固定する。
61 字別解
枠のアンカーは両端から逃げた位置から所定の間隔で設け,躯体に固定された鉄筋類に確実に溶接する。
アンカーの溶接部はスラグを除去し,錆止め塗料を塗り付けて防錆処理を行う。
留意事項 2 模範解答
くさびを撤去して躯体と枠の間にモルタルを密実に充填し,外部側の枠回りには止水のためシーリングを行う。
50 字別解
くつずりや下枠はモルタル充填が難しいので,あらかじめ裏面に鉄線を取り付け,モルタルを詰めてから取り付ける。
モルタル充填時に枠がはらまないよう,枠内に中桟や添え木を入れて補強してから充填する。
要点(書けていたものにチェック)留意事項 1留意事項 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 標仕 16.4.5(2) により,鋼製建具の取付けは16.2.5(2) による。コンクリート系下地では,くさびかい等により仮留めした後,サッシアンカーをコンクリートに固定された鉄筋類に溶接するか,下地金物にねじ等で留め付ける。
- くさび等を撤去し,躯体と枠との間にはモルタルを密実に充填する(屋内の水掛り以外はくさびを残してよい)。くつずり・下枠等のモルタル充填が困難な箇所は,あらかじめ裏面に鉄線等を取り付けておき,モルタル詰めを行った後に取り付ける。
- 鋼製建具の節(16.4)には枠のアンカーの間隔の数値がない(アルミニウム製建具は両端から逃げた位置から間隔500mm以下,16.2.5(1)(ア))。鋼製建具の枠類の見え隠れ部には,つなぎ補強板を両端から逃げた位置から間隔600mm以下に取り付ける(表16.4.3)。屋内に雨水浸入のおそれのある接合部には止水処理を行う(16.4.5(1)(イ))。
引っかけ:外部の建具ではくさびを残したままモルタルを充填しない(残すことができるのは屋内の水掛り以外)。
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論点ページ:建具・ガラスの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月16日(日)実施) 問題4 設問4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する