型枠に作用するコンクリートの側圧
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和8年度(2026年10月18日(日)実施) 問題5 設問5の問題です。論点は「型枠工事」(重要度B・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,[ ]に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。
5. 型枠に作用するコンクリートの側圧に影響する要因は,コンクリートの打込み速さ,比重,打込み高さ及び柱,壁等の部位の形状がある。
打込み速さが速ければコンクリートヘッドが[a]なって,最大側圧が大となり,せき板材質の透水性又は漏水性が[b]と最大側圧は小となる。
コンクリートが軟らかければ,コンクリートの内部摩擦角が[c]なって,液体圧に近くなり側圧は大となる。
解答欄
正解
正解:(1) a 高く ― b 大きい ― c 小さく
解き方
- 打込み速さが速いと,下部のコンクリートが硬化し始める前に上に打ち重ねられるため,側圧が液体圧として働く高さ(コンクリートヘッド)が高くなり,最大側圧が大きくなる。
- せき板の透水性・漏水性が大きいと,水分が抜けてコンクリートが締まり,最大側圧は小さくなる。コンクリートが軟らかい(スランプが大きい)と内部摩擦角が小さくなり,液体に近い挙動となって側圧は大きくなる。
- よってa 高く,b 大きい,c 小さくの(1)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。
- (2)a・b・cが誤り。
- (3)a・cが誤り。
- (4)cが誤り。軟らかいコンクリートは内部摩擦角が小さくなる。
- (5)bが誤り。透水性・漏水性が大きいと最大側圧は小さくなる。
引っかけ:「液体に近いほど側圧は大」。速く打つ・軟らかい・比重が大きいほど側圧は大きく,水が抜けやすいせき板では小さくなる。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和8年度(2026年10月18日(日)実施) 問題5 設問5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する