鉄筋の機械式継手の性能
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和8年度(2026年10月18日(日)実施) 問題5 設問4の問題です。論点は「鉄筋工事」(重要度B・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,[ ]に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。
4. 鉄筋の機械式継手において,カップラー等の接合部分の耐力は,継手を設ける主筋等の降伏点に基づく耐力以上とし,引張力の最も[a]位置に設けられない場合は,当該耐力の1.35倍以上の耐力又は主筋等の引張強さに基づく耐力以上とする。
モルタル,グラウト材その他これに類するものを用いて接合部を固定する場合にあっては,当該材料の強度を[b]N/mm²以上とする。
ナットを用いた[c]の導入によって接合部を固定する場合にあっては,所定の数値以上の[c]値とし,導入軸力は30N/mm²を下回ってはならない。
解答欄
正解
正解:(4) a 小さな ― b 50 ― c トルク
解き方
- 平成12年建設省告示第1463号(鉄筋の継手の構造方法)第3号により,機械式継手は,カップラー等の接合部分の耐力を継手を設ける主筋等の降伏点に基づく耐力以上とし,引張力の最も小さな位置に設けられない場合は当該耐力の1.35倍以上の耐力又は主筋等の引張強さに基づく耐力以上とする。
- モルタル,グラウト材等で接合部を固定する場合は当該材料の強度を50N/mm²以上とし,ナットを用いたトルクの導入で固定する場合は所定の数値以上のトルク値とし,導入軸力は30N/mm²を下回ってはならない。
- よってa 小さな,b 50,c トルクの(4)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)a・b・cが誤り。
- (2)bが誤り。グラウト材等の強度は50N/mm²以上である。
- (3)cが誤り。ナットで導入するのはトルクである。
- (4)正しい。
- (5)a・bが誤り。継手は引張力の最も小さな位置に設けるのが原則である。
引っかけ:継手は応力の小さい位置に設けるのが原則で,そうでない場合に耐力を1.35倍に割り増す。グラウト50N/mm²・導入軸力30N/mm²の数値を組で覚える。
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論点ページ:鉄筋工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和8年度(2026年10月18日(日)実施) 問題5 設問4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する