丸セパレーターと締付け金物
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月16日(日)実施) 問題5 設問6の問題です。論点は「型枠工事」(重要度B・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,[ ]に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。
型枠組立てに当たって,締付け時に丸セパレーターのせき板に対する傾きが大きくなると丸セパレーターの[a]強度が大幅に低下するので,できるだけ垂直に近くなるように取り付ける。
締付け金物は,締付け不足でも締付け過ぎでも不具合が生じるので,適正に使用することが重要である。締付け金物を締め過ぎると,せき板が[b]に変形する。
締付け金物の締付け過ぎへの対策として,内端太(縦端太)を締付けボルトとできるだけ[c]等の方法がある。
解答欄
正解
正解:(1) a 破断 ― b 内側 ― c 近接させる
解き方
- 丸セパレーターはコンクリートの側圧を引張力として受ける部材で,せき板に対して傾いて取り付くと曲げが加わって破断強度が大きく低下する。できるだけせき板に垂直に取り付ける。
- 締付け金物を締め過ぎると,セパレーターに引かれてせき板が内側(コンクリート側)に変形し,部材の断面寸法が小さくなる。対策として,内端太(縦端太)を締付けボルトにできるだけ近接させ,締付け力が端太を介してせき板に均等に伝わるようにする。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。破断,内側,近接させるである。
- (2)適当でない。低下するのは引張りを受けるセパレーターの破断強度で,締め過ぎるとせき板は内側に変形する。
- (3)適当でない。締め過ぎるとせき板は内側に変形する。
- (4)適当でない。内端太は締付けボルトから離すのではなく近接させる。
- (5)適当でない。破断強度が低下し,せき板は内側に変形し,内端太は締付けボルトに近接させる。
引っかけ:セパレーターは「引っ張られる」部材なので圧縮強度ではなく破断強度。締め過ぎるとせき板は締め付けた方向(内側)にへこむ。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月16日(日)実施) 問題5 設問6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する