コンクリートの養生温度と湿潤養生
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和8年度(2026年10月18日(日)実施) 問題5 設問7の問題です。論点は「コンクリート工事」(重要度A・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,[ ]に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。
7. 普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの打込み後5日間は,コンクリートの温度が[a]℃を下らないようにし,かつ,乾燥,震動等によって凝結及び硬化が妨げられないように養生を行う。
打込み後のコンクリートの湿潤養生の期間は,[b]の場合は5日以上とし,早強ポルトランドセメントの場合は3日以上とする。
普通ポルトランドセメントを用いた厚さ18cm以上のコンクリート部材においては,コンクリートの圧縮強度が[c]N/mm²以上になれば,以降の湿潤養生を打ち切ることができる。
解答欄
正解
正解:(5) a 2 ― b 普通ポルトランドセメント ― c 10
解き方
- 標仕 6.7.1(1)により,打込み後5日間以上(早強ポルトランドセメントは3日間以上)はコンクリート温度を2℃以上に保つ。
- 標仕 6.7.2・表6.7.1により,湿潤養生の期間は普通ポルトランドセメント(高炉セメントA種等も同じ)5日以上,早強ポルトランドセメント3日以上,中庸熱・低熱ポルトランドセメントや高炉セメントB種等は7日以上である。
- 厚さ18cm以上の部材では,一般に(計画供用期間の級が短期・標準の場合),早強・普通・中庸熱ポルトランドセメントを用いたコンクリートの圧縮強度が10N/mm²以上に達すれば,以降の湿潤養生を打ち切ることができるとされる。
- よってa 2,b 普通ポルトランドセメント,c 10の(5)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)aが誤り。保つ温度は2℃以上である。
- (2)a・b・cが誤り。
- (3)bが誤り。高炉セメントB種の湿潤養生期間は7日以上である。
- (4)b・cが誤り。
- (5)正しい。
引っかけ:湿潤養生の期間は早強3日・普通5日・混合セメントB種7日。養生温度は「2℃」,打切りの強度は「10N/mm²」。
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論点ページ:コンクリート工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和8年度(2026年10月18日(日)実施) 問題5 設問7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する