山留め
重要度 C躯体施工で出題過去問 5問
山留めは、1級建築施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち5回で出題された論点です(収録760問中5問・重要度C)。出題されるのは躯体施工です。
要点:ソイルセメント柱列山留め壁、山留めの計測管理(荷重計・傾斜計)。
覚える要点
- 油圧式荷重計(盤圧計)は切梁の中央部を避け、火打梁との交点付近(腹起し寄り)に設置する(中央部とする誤りが2回出ている)
- 傾斜計は山留め壁の下端を不動点として変位を求めるので、下端が動くと誤差になる。沈下計測の基準点は工事の影響を受けない構造物に設け、管理基準値と近づいたときの措置をあらかじめ定めておく
- ソイルセメントの一軸圧縮強度は原位置土が砂・礫などの粗粒土ほど大きく、粘性土ほど小さい。粘性土は攪拌しにくいので掘削攪拌速度を砂質土より遅くし、引上げ攪拌速度は土質によらずほぼ同じ
- ソイルセメント柱列壁のロックオーガーの径は施工径以上とし、大径の玉石・礫が混じる地盤では先行削孔を併用する。心材は一般にH形鋼で、硬化不良部分はモルタル充填や背面への薬液注入で止水する
勉強のしかた:10回のうち5回、1問出る(平成29・30年度、令和2・4・6年度)。山留めの計測管理(荷重計は切梁の中央部を避ける)とソイルセメント柱列山留め壁(粗粒土ほど強度が大きい、粘性土は攪拌速度を遅く)の2つの型に限られる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、山留めで間違えやすい点を集めました。
- 令和6年度 No.23:ソイルセメントは砂質土ほど強く、粘性土ほど弱い。
- 平成29年度 No.23:荷重計の設置位置は記述が逆になりやすい。「中央部を避ける」と覚える。
この論点の問題
ソイルセメント柱列壁の山留め壁令和6年度 No.23
山留め工事の管理(計測)令和4年度 No.23
ソイルセメント柱列山留め壁令和2年度 No.23
ソイルセメント柱列山留め壁平成30年度 No.23
山留めの管理(計測機器の設置)平成29年度 No.23
同じ分野で出る論点
躯体施工では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。