建設工事の記録と保存
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.57の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建設業者が作成する建設工事の記録等に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ただし,ここでいう建設業者とは,発注者から直接建設工事を請け負った者とする。
解答欄
正解
正解:(1) 建設工事の施工において作成した完成図は,建設業者が当該建設工事の目的物の引渡しをしたときから5年間保存することとした。
解き方
- (1)が最も不適当である。発注者から直接建設工事を請け負った建設業者は,営業に関する図書として,完成図,発注者との打合せ記録(相互に交付したもの),施工体系図を,目的物の引渡しをしたときから10年間保存しなければならない(建設業法第40条の3,同法施行規則第26条・第28条)。
- 完成図の保存期間は10年間であり,5年間とするのは誤りである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。完成図は営業に関する図書であり,保存期間は引渡しから10年間である。
- (2)適当。小黒板情報を電子的に記入したデジタル写真は,信憑性を確保するため,編集(改ざん)を行わずにそのまま工事写真として使用する。
- (3)適当。既製コンクリート杭の施工記録(施工サイクルタイム,電流計,根固め液の記録等)は,建設業者が保存期間を定めて保存する。
- (4)適当。保存義務があるのは発注者と相互に交付した打合せ記録であり,相互に交付していないものは保存義務の対象ではない。
- (5)適当。施工体系図は営業に関する図書であり,引渡しから10年間保存する。
引っかけ:帳簿と添付書類は5年(住宅新築は10年),営業に関する図書(完成図・打合せ記録・施工体系図)は10年。
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論点ページ:施工計画の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.57。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する