防水形複層塗材Eの仕上げ
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.55の問題です。論点は「左官工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
防水形合成樹脂エマルション系複層仕上塗材(防水形複層塗材E)仕上げに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 出隅,入隅等の均一に塗りにくい箇所の増塗りは,主材塗りの後に行った。
解き方
- (4)が最も不適当である。防水形複層塗材Eの工程は,下塗り→増塗り→主材の基層塗り(2回)→模様塗り→凸部処理→上塗り(2回)の順であり,出隅・入隅・目地部・開口部回り等の増塗りは,下塗りの後,主材塗りの前に行う(標仕15.6.6,表15.6.1)。
- 所要量は,下塗材0.1kg/m²以上(1回),増塗材0.6kg/m²以上,主材基層1.7kg/m²以上(2回),主材模様0.7kg/m²以上,上塗材0.25kg/m²以上(2回)である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。下塗材は所要量0.1kg/m²以上を1回塗りとするので,0.2kg/m²の1回塗りは基準を満たす。
- (2)適当。主材の基層塗りは所要量1.7kg/m²以上を2回に分けて,だれ・ピンホール・塗残しのないように塗り付ける。
- (3)適当。凸部処理は,模様塗りの後に,見本塗板と同様の模様になるように,こて又はローラーで押さえる。
- (4)適当でない。増塗りは主材塗りの前(下塗りの後)に行う。
- (5)適当。上塗材は所要量0.25kg/m²以上を2回塗りとするので,0.3kg/m²を2回に分けて塗るのは基準を満たす。
引っかけ:増塗りは「主材を塗る前の補強」。出隅・入隅に先に塗っておき,その上から主材の基層塗りを行う。
同じ論点の過去問
令和7年度 No.55コンクリート壁下地のモルタル塗り
令和6年度 No.34防水形複層塗材E仕上げ
令和5年度 No.35内壁のセメントモルタル塗り(調合・放置期間)
令和4年度 No.35防水形複層塗材E仕上げ
令和3年度 No.35内壁コンクリート下地のセメントモルタル塗り
論点ページ:左官工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.55。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する