アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.24の問題です。論点は「地業・杭」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
アースドリル工法による場所打ちコンクリート杭の施工に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 杭頭部の余盛り高さは,孔内水があったため,500mmとした。
解き方
- 標仕4.5.4(3)(ケ)により,場所打ちコンクリート杭の杭頭部の余盛りは,表4.5.1のA種(無水掘りの場合)は500mm以上,B種(それ以外の場合)は800mm以上とする。
- 孔内水がある場合はB種に当たり,余盛りは800mm以上必要である。500mmでは,杭頭に集まるスライムや劣化したコンクリートを除去できないおそれがある。
- よって(4)が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。地下水がなく孔壁が自立する地盤では,安定液を用いずに掘削することができる(標仕では監督職員と協議する)。
- (2)適当。安定液は,必要な造壁性を確保したうえで,コンクリートとの置換を良くするため,できるだけ低粘性・低比重のものとする。
- (3)適当。鉄筋かごの変形防止用の補強材は,一般に2〜3m間隔で配置する。
- (4)適当でない。孔内水がある場合の余盛りは800mm以上とする。
引っかけ:余盛りは無水掘り500mm以上,孔内水あり800mm以上。
同じ論点の過去問
令和7年度 No.23既製コンクリート杭の施工
令和6年度 No.24場所打ちコンクリート杭の施工
令和5年度 No.23既製コンクリート杭の施工(吊り上げ・継手・杭頭)
令和4年度 No.24場所打ちコンクリート杭地業
令和3年度 No.23既製コンクリート杭の施工(中掘り工法・溶接継手・杭頭切断)
論点ページ:地業・杭の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する