公共工事の施工計画(工事原価・施工計画書)
これは1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題B No.22の問題です。論点は「施工計画・申請届出」(重要度B・解答の形は4つの選択肢から2つを選ぶ形式)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
公共工事における施工計画等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
解答欄
正解
正解:(2) 工事原価とは、純工事費と現場管理費を合わせた費用のことであり、現場従業員の給与等の現場経費は含まない。 / (4) 工種別施工計画書は、受注者の責において作成されるものであるため、監督員に提出する必要はない。
2 つとも選んで正解です。
解き方
- 工事原価は純工事費(直接工事費+共通仮設費)と現場管理費を合わせたものであり、現場従業員の給与・手当などの現場経費は現場管理費に含まれる。よって「現場従業員の給与等の現場経費は含まない」とする (2) が適当でない。
- 工種別施工計画書は受注者の責任で作成するが、公共建築工事標準仕様書では、品質計画・施工の具体的な計画等を定めた工種別施工計画書を、その工種の施工に先立って作成し、監督職員に提出することとされている。よって (4) も適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。公共工事標準請負契約約款第1条第3項のとおり、仮設・施工方法等は、特別の定めがない場合、受注者がその責任において定める。
- (2)適当でない。現場従業員の給与等は現場管理費に含まれ、工事原価に含まれる。
- (3)適当。総合試運転調整は、機器単体の試運転と配管系・ダクト系の確認を行った後に、システム全体の調整を行う。
- (4)適当でない。工種別施工計画書は、施工に先立って作成し、監督職員に提出する。
引っかけ:受注者の責任で作成する書類でも、監督職員への提出は必要である。工事価格=工事原価+一般管理費等。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題B No.1申請書等と提出先の組合せ
令和7年度 問題B No.1申請・届出書類と提出先の組合せ
令和7年度 問題B No.22公共工事の施工計画(施工計画書・検査)
令和6年度 問題B No.1申請・届出書類と提出先の組合せ
令和6年度 問題B No.22公共工事の施工計画(原価・仮設・施工計画書)
論点ページ:施工計画・申請届出の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級管工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題B No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する