TA法による空欄の層の最小厚さ
これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成30年度(2018年6月24日(日)実施) 問2 (3)の問題です。論点は「舗装の設計」(重要度A・解答の形は穴埋め・計算・記述)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。
アスファルト舗装の構造設計をTA法により行う。交通量区分N5、必要等値換算厚TA = 24cmの条件において、図-2に示す舗装構成1、2を検討した。必要等値換算厚を満足するように空欄になっている層の最小厚さを整数で求め解答欄⑩、⑪に記入しなさい。なお、図中のaは、各層における材料・工法の等値換算係数である。
図-2 舗装構成
| 層 | 舗装構成1 材料・工法 | 舗装構成1 厚さ | 舗装構成2 材料・工法 | 舗装構成2 厚さ |
|---|---|---|---|---|
| 表・基層 | 加熱アスファルト混合物 | ⑩ | 加熱アスファルト混合物 | 8cm |
| 上層路盤 | 粒度調整砕石 a = 0.35 | 15cm | 石灰安定処理 a = 0.45 | ⑪ |
| 下層路盤 | クラッシャラン a = 0.25 | 35cm | クラッシャラン a = 0.25 | 40cm |
解答欄
正解
| ⑩ | 10 cm(10cm も正解) |
|---|---|
| ⑪ | 14 cm(14cm も正解) |
解き方
- TA' = Σ(a_i × h_i) ≧ TA = 24cm。加熱アスファルト混合物(表層・基層)の等値換算係数は a = 1.00(舗装設計便覧)。
- 舗装構成1:1.00×⑩ + 0.35×15 + 0.25×35 = ⑩ + 5.25 + 8.75 = ⑩ + 14.0 ≧ 24 → ⑩ ≧ 10.0 → 10cm。交通量区分N5の表層・基層の最小厚さ10cmも満たす。
- 舗装構成2:1.00×8 + 0.45×⑪ + 0.25×40 = 18 + 0.45×⑪ ≧ 24 → ⑪ ≧ 6/0.45 = 13.3 → 整数に切り上げて 14cm。
- 検算:14cm で 8 + 6.3 + 10 = 24.3cm ≧ 24cm。13cm では 8 + 5.85 + 10 = 23.85cm で不足する。
引っかけ:加熱アスファルト混合物の a は図に書かれていないので、1.00 を自分で入れる。⑪は 13.3 を四捨五入して 13 とせず、TA を満たすよう切り上げて 14cm にする。
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論点ページ:舗装の設計の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成30年度(2018年6月24日(日)実施) 問2 (3)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する