平成30年度 問2 (1)論点:舗装の設計重要度 A未着手

舗装の性能指標と構造設計方法(穴埋め)

これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成30年度(2018年6月24日(日)実施) 問2 (1)の問題です。論点は「舗装の設計」(重要度A・解答の形は穴埋め・計算・記述)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。

アスファルト舗装の設計に関する次の記述のうち、①〜⑥に当てはまる語句を記入しなさい。

路面設計では、道路の区分と舗装計画交通量に応じて[ ① ]および平たん性を必ず設定する。構造設計方法は、経験にもとづく設計方法と[ ② ]に大別される。経験にもとづく設計方法の主なものにはTA法があり、この方法では舗装計画交通量に応じた[ ③ ]と路床の[ ④ ]を用いて必要等値換算厚TAを求める。[ ② ]の主なものには、多層弾性理論を用いた設計方法があり、この方法では舗装各層の材料や路床の特性を[ ⑤ ]と[ ⑥ ]を用いて表し、これらの数値を用いて多層弾性理論により計算することで、求められる性能指標値を満足する構造を求める。

解答欄

語句や数値を入力して「採点する」を押してください。主な言い換えは正解にしていますが、判定が合わないときは正解と見比べてください。

正解

①塑性変形輪数
②理論的設計方法(理論的設計法・理論的な設計方法 も正解)
③疲労破壊輪数
④設計CBR(設計 CBR も正解)
⑤弾性係数(弾性係数(ヤング率)・ヤング率・ポアソン比 も正解)
⑥ポアソン比(ポアソン比(ν)・弾性係数・ヤング率 も正解)

解き方

  1. 舗装の構造に関する技術基準(平成13年)と舗装設計施工指針(平成18年版)では、車道のアスファルト舗装で必ず設定する性能指標は、疲労破壊輪数・塑性変形輪数・平たん性の3つである(必要に応じて浸透水量など)。このうち疲労破壊輪数は構造設計、塑性変形輪数と平たん性は路面設計で扱う。よって①は塑性変形輪数。
  2. 構造設計の方法は、経験にもとづく設計方法(TA法など)と理論的設計方法(多層弾性理論など)に大別される(②)。
  3. TA法の必要等値換算厚は TA = 3.84N^0.16 / CBR^0.3 で求める。N は舗装計画交通量から決まる疲労破壊輪数(③)、CBR は路床の設計CBR(④)である(舗装設計便覧)。
  4. 多層弾性理論では、各層を均質な弾性体とみなし、材料と路床の特性を弾性係数(⑤)とポアソン比(⑥)で表して、荷重によるひずみを計算し、破壊回数を推定して性能指標値を満足するかを確かめる。⑤と⑥は順不同。
引っかけ:①に「疲労破壊輪数」を書く誤り。疲労破壊輪数は構造設計の性能指標で、路面設計で平たん性と組むのは塑性変形輪数である。③も「舗装計画交通量」ではなく、それに応じて決まる疲労破壊輪数。

同じ論点の過去問

平成30年度の前後の問題

1級舗装施工管理技術者 応用試験 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成30年度(2018年6月24日(日)実施) 問2 (1)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する