平成30年度 問2 (2)論点:路床・路盤重要度 A未着手

路床の安定処理と平均CBRの計算

これは1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成30年度(2018年6月24日(日)実施) 問2 (2)の問題です。論点は「路床・路盤」(重要度A・解答の形は穴埋め・計算・記述)。採点すると、解き方 4 手順・引っかけの指摘が読めます。

図-1に示すように、支持力がCBR=3%である現状路床土の上部を改良してCBRm=8%以上とすることになった。路床土は安定処理によりCBR=17%が得られることが分かっている。安定処理の厚さをXcmとしたとき、この地点のCBRmを求める次式の⑦、⑧に数式を記入しなさい。また、CBRm=8%以上となる安定処理の厚さXの最小値を求めて⑨に整数で記入しなさい。

なお、3^(1/3) = 1.4、8^(1/3) = 2、17^(1/3) = 2.6として計算するものとする。

CBRm = { ((⑦) × 3^(1/3) + (⑧) × 17^(1/3)) / 100 }³

図-1 改良前後の路床断面。改良前:厚さ100cmの粘土層(CBR=3%)。改良後:上部に厚さXcmの安定処理(CBR=17%)、その下に厚さ100-Xcmの粘土層(CBR=3%)。右に式 CBRm = ( ((⑦) × 3^(1/3) + (⑧) × 17^(1/3)) / 100 )^3。

解答欄

cm

語句や数値を入力して「採点する」を押してください。主な言い換えは正解にしていますが、判定が合わないときは正解と見比べてください。

正解

⑦100−X(100-X・(100−X)・(100-X)・100 − X・100-X も正解)
⑧X((X) も正解)
⑨50 cm(50cm も正解)

解き方

  1. 舗装設計便覧の平均CBRの式:CBRm = {(h1·CBR1^(1/3) + h2·CBR2^(1/3) + …) / 100}³(h は各層の厚さ cm、合計 100cm)。
  2. CBR=3%の粘土層の厚さは 100−X cm(⑦)、CBR=17%の安定処理層の厚さは X cm(⑧)。
  3. CBRm ≧ 8 → (100−X)×1.4 + X×2.6 ≧ 8^(1/3)×100 = 200 → 140 + 1.2X ≧ 200 → X ≧ 50。
  4. 検算:X=50 のとき (50×1.4 + 50×2.6)/100 = 2.0、2.0³ = 8.0% で条件を満たす。最小値は 50cm(⑨)。
引っかけ:⑦・⑧の組合せを逆にしない(3^(1/3) に掛かるのは粘土層の厚さ 100−X)。与えられた近似値(1.4、2、2.6)で計算するので、8 の三乗根=2 を使って両辺を比べる。

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出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 応用試験 平成30年度(2018年6月24日(日)実施) 問2 (2)。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する