発変電設備の施工
重要度 C施工で出題過去問 6問
発変電設備の施工は、1級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち6回で出題された論点です(収録911問中6問・重要度C)。出題されるのは施工です。
要点:水車・発電機の据付と試験、変電所の機器の据付。
覚える要点
- 水力発電所の有水試験は水を流して水車を回して行う試験で、遮断器・断路器の動作とインタロックの確認や、圧油装置の調整後の調速機によるガイドベーンの開閉動作の確認は、通水前の無水試験で行う
- 汽力発電のタービン発電機の調速機(ガバナ)の調整は、負荷遮断試験で回転数や電圧の変化を計測して確かめる(全負荷投入で行うのは誤り)
- 発電機の据付では、回転子をクレーンで水平に吊り慎重に少しずつ固定子に挿入し、その後にエンドカバー・軸受・軸密封装置を取り付ける(取付けを先にする・いっきに押し込むのは誤り)
勉強のしかた:10回中6回出ている選択問題で、水力の有水試験と無水試験の区別、汽力発電機の据付の順序がほぼ同じ形で繰り返し出る。施工の選択問題(9問から6問)では避けてもよいが、出題の型が少ないので過去問を一通り見ておけば得点できる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、発変電設備の施工で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 No.68:回転子は「ゆっくり慎重に」挿入し,その後にふた(エンドカバー)をする。
- 令和5年度 No.71:無水試験=通水前の機器単体の動作確認,有水試験=水を流して水車を回す試験。
- 令和4年度 No.71:回転子を入れてからふた(エンドカバー)をする。
- 令和2年度 No.59:水を流さなくてもできる機器単体の試験は無水試験。発電機を回す試験は有水試験。
- 令和元年度 No.59:大容量の発電機で全負荷を急に投入する試験は行わない。調速機は負荷遮断で確かめる(遮断の瞬間に回転数が上がる)。
- 平成29年度 No.59:水を流さなくてもできる試験(開閉器の動作・インタロック・保護継電器の試験)は無水試験。発電機を回す試験は有水試験。
この論点の問題
汽力発電設備の発電機の据付令和8年度 No.68
水力発電の有水試験令和5年度 No.71
汽力発電設備の発電機の据付令和4年度 No.71
水力発電所の有水試験令和2年度 No.59
タービン発電機の総合試運転調整令和元年度 No.59
水力発電所の有水試験平成29年度 No.59
同じ分野で出る論点
施工では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。