水力発電の有水試験
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.71の問題です。論点は「発変電設備の施工」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
水力発電の有水試験に関する記述として,最も関係のないものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.水車関係機器の単体動作試験として,圧油装置の調整後,調速機によるガイドベーンの開閉の動作を確認した。
解き方
- 有水試験は,水路に通水して水車を実際に回し,発電機の特性試験・負荷遮断試験・非常停止試験などを行うものである。
- 圧油装置の調整後に調速機でガイドベーンの開閉動作を確認する単体動作試験は,通水前に行う無水試験の項目であり,選択肢1が最も関係のないもの。
選択肢ごとの解説
- 1.最も関係がない。ガイドベーンの開閉動作の確認は通水前の無水試験で行う。
- 2.関係がある。負荷遮断試験は有水試験の代表的な項目で,遮断時の速度上昇や水圧上昇が許容値内であることも確認する。
- 3.関係がある。発電機の無負荷飽和特性・三相短絡特性などの測定は,水車で発電機を回す有水試験で行う。
- 4.関係がある。非常停止試験は有水試験で行い,保護継電器の動作から水車の停止までの一連の動作を確認する。
引っかけ:無水試験=通水前の機器単体の動作確認,有水試験=水を流して水車を回す試験。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.68汽力発電設備の発電機の据付
令和4年度 No.71汽力発電設備の発電機の据付
令和2年度 No.59水力発電所の有水試験
令和元年度 No.59タービン発電機の総合試運転調整
平成29年度 No.59水力発電所の有水試験
論点ページ:発変電設備の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.71。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する