茶庭の中潜りの役石
これは2級造園施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月17日(日)実施) No.20の問題です。論点は「庭園の施工」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図に示す茶庭の中潜りにおける役石(A),(B)の名称の組合せとして,適当なものはどれか。

解答欄
正解
正解:(4) (A) 亭主石 ― (B) 客石
解き方
- 中潜りは外露地と内露地を仕切る門で,外露地側に客石,内露地側に乗越石と亭主石を据える。客は客石に立ち,中潜りをくぐって乗越石に移り,亭主は亭主石に立って客を迎える。
- 図の(B)は外露地側で中潜りのすぐ前にある石なので客石である。(A)は内露地側で,中潜りのすぐ内側の石(乗越石)から脇にずらして据えた石なので亭主石である。したがって(4)が適当である。
- 前石は蹲踞(つくばい)の役石で,手水鉢の前に据えて手を清めるときに乗る石であり,中潜りの役石ではない。(A)が乗越石か亭主石かは図の石の配置から判断する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。(A)は乗越石(中潜りのすぐ内側の石)ではなく,脇に据えた亭主石である。
- (2)適当でない。前石は蹲踞の役石で,中潜りの外露地側の役石は客石である。
- (3)適当でない。(A)は亭主石で,(B)は客石である。
- (4)適当。(A)は亭主石,(B)は客石である。
引っかけ:中潜りの役石は「客石・乗越石・亭主石」の3つ,蹲踞の役石は「前石・湯桶石・手燭石」である。
同じ論点の過去問
令和7年度 後期 No.16滝石組の役石(水落石)
令和7年度 後期 No.38自然石の延段の施工
令和7年度 前期 No.20飛石の打ち方(千鳥がけの図)
令和6年度 後期 No.16竹垣の種類(建仁寺垣の図)
令和5年度 後期 No.20飛石の打ち方(かりがねかけ)
論点ページ:庭園の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級造園施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月17日(日)実施) No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する