コンクリートの施工(沈みひび割れ・仕上げ・寒中)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題A No.22の問題です。論点は「コンクリート・擁壁」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの施工に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 滑らかで密実な表面とする必要があったため,締固め後,速やかに金ごてを用いてコンクリート上面を軽く押して仕上げた。
解き方
- 金ごてによる仕上げは,ブリーディング水が引き,コンクリートがある程度固まり始めてから,指で押してもへこまない程度の時期に強い力で行う。締固め直後に金ごてで仕上げると,表面にセメントペーストが集まり,ひび割れやはく離の原因となる。
- 寒中コンクリートは,打込み時の温度を5〜20℃とし,初期凍害を防止できる強度が得られるまで5℃以上を保ち,その後さらに2日間は0℃以上に保つ(コンクリート標準示方書)。(3)はこれを満たしている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。柱の沈下がほぼ終わってから梁を打ち込むと,沈みひび割れを防げる。
- (2)適当でない。金ごて仕上げは締固め直後ではなく,ブリーディングが終わりコンクリートが固まり始める時期に行う。
- (3)適当。打込み温度15℃,養生温度10℃・その後2日間5℃は,示方書の目安(5℃以上,その後2日間0℃以上)を満たしている。
- (4)適当。固まり始めるまでに生じたひび割れは,タンピングや再仕上げで修復する。
引っかけ:仕上げの順は「木ごて(荒仕上げ)→ブリーディングが引いてから金ごて(最終仕上げ)」。
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論点ページ:コンクリート・擁壁の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年9月3日(日)実施) 問題A No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する