令和4年度 問題A No.20論点:庭園の施工重要度 A配点 1点未着手

滝及び流れの役石

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.20の問題です。論点は「庭園の施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

日本庭園における滝及び流れの役石に関する記述のうち,適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 脇石は,両岸に据えて流れの幅を狭め瀬をつくる流れの役石である。

解き方

  1. (1)が適当でない。脇石は滝の役石であり,水落石の両側に据えて滝の形をつくる石で,守護石とも呼ばれる。流れの両岸に据えて流れの幅を狭め,瀬をつくる流れの役石は横石である。
  2. (2)の水越石は,水がその表面を薄く乗り越えて流れるように,また水面下で水を盛り上げて瀬落としをつくるように据える流れの役石である。(3)の水分石(波分石)は,滝つぼから流れ出る水を左右に分ける滝の役石である。
  3. (4)の木の葉返し石は,滝つぼから下流の水中に沈めて据え,水を盛り上げて水面に激しい波を起こす石である。滝つぼに続く位置に据えるので滝の役石として扱われる(流れの役石として説明されることもある)。記述は適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。脇石は水落石の両側に据える滝の役石である。流れの幅を狭めて瀬をつくるのは横石である。
  2. (2)適当。水越石は水がその表面を薄く乗り越えて流れるように設ける流れの役石である。
  3. (3)適当。水分石は滝つぼから流れる水を左右に分ける滝の役石である。
  4. (4)適当。木の葉返し石は滝つぼから下流の水中に沈めて据え,水面に波を起こす石で,滝の役石として扱われる。
引っかけ:滝の役石:水落石(枯滝では鏡石)、脇石(守護石)、水受石、水分石(波分石)。流れの役石:横石、水越石、水切石、底石。木の葉返し石は滝つぼから下流の水中に据える石で、滝の役石としても流れの役石としても説明される。底石は流れの水底の石で、滝つぼで落水を受けるのは水受石である。脇石は滝の両脇の石で、流れの幅を狭めて瀬をつくるのは横石である。役石の名称と分け方は文献によって違いがあるので、この組合せで整理して覚える。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年9月4日(日)実施) 問題A No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する