令和3年度 問題B No.10論点:品質管理重要度 A配点 1点未着手

品質管理の手順とヒストグラム・工程能力図

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.10の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

建設工事における品質管理に関する記述のうち,適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 工程能力図は,データの時間的な変化の傾向をつかむことにより,工程に異常があるかどうかを判定するものとして用いられる。

解き方

  1. 品質管理は、品質特性の決定→品質標準の設定→作業標準の決定→作業の実施→データの採取とヒストグラム・管理図による確認→処置、の手順で行う。品質特性は最終品質に影響し、工程の初期に測定でき、すぐに結果が出るものを選ぶ。
  2. ヒストグラムは、データのばらつきの形と規格値との関係から、規格値を余裕をもって満足しているかを確かめるのに用いる。
  3. データの時間的な変化の傾向をつかみ、管理限界線によって工程に異常があるか(安定な状態か)を判定するのは管理図である。工程能力図は、データを時間の順に並べて規格値の線と比べ、規格値を外れるものがどの程度あるか(品質規格を満足しているか)を見る図である。よって(4)が適当でない。
  4. 工程能力図も時間の順にデータを並べる点で紛らわしいが、「工程に異常があるかどうかの判定」は管理図の用途である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。品質特性→品質標準→作業標準の順に決める。
  2. (2)適当。品質特性は工程の初期に測定でき、結果がすぐに得られるものがよい。
  3. (3)適当。ヒストグラムで規格値に対するゆとりやばらつきの状態を確かめる。
  4. (4)適当でない。工程の異常の有無を判定するのは管理図であり、工程能力図は規格値を満足しているかを見るものである。
引っかけ:工程の安定(異常の有無)=管理図、規格値を満たしているか=ヒストグラム・工程能力図。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年9月12日(日)実施) 問題B No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する