レディーミクストコンクリートの受入検査の判定
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題B No.10の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
呼び強度21(N/mm²),スランプを12cmと指定した,レディーミクストコンクリート(JIS A 5308)である普通コンクリートについて3回の試験を行ったところ,下表に示す試験結果を得た。この場合,レディーミクストコンクリートの規定に照らし,不合格となる試験項目はどれか。
| 試験項目 | 1回目 | 2回目 | 3回目 |
|---|---|---|---|
| 圧縮強度(N/mm²) | 19.5 | 21.0 | 23.0 |
| スランプ(cm) | 15.0 | 12.5 | 13.5 |
| 塩化物含有量(Cl⁻量として)(kg/m³) | 0.25 | 0.28 | 0.23 |
| 空気量(%) | 5.9 | 4.5 | 3.3 |
解答欄
正解
正解:(2) スランプ
解き方
- JIS A 5308では、スランプ8cm以上18cm以下の場合の許容差は±2.5cmである。指定12cmでは9.5~14.5cmが合格の範囲で、1回目の15.0cmは範囲外なので、スランプが不合格となる。
- 圧縮強度は、1回の試験結果が呼び強度の85%(21×0.85=17.85N/mm²)以上で、3回の平均((19.5+21.0+23.0)/3=21.17N/mm²)が呼び強度21N/mm²以上なので合格である。
- 塩化物含有量は塩化物イオン量として0.30kg/m³以下で合格、普通コンクリートの空気量は4.5±1.5%(3.0~6.0%)で3回とも範囲内なので合格である。よって(2)が不合格となる。
選択肢ごとの解説
- (1)合格。各回が17.85N/mm²以上で、3回の平均21.17N/mm²が呼び強度21N/mm²以上である。
- (2)不合格。スランプ12cmの許容差は±2.5cmで、1回目の15.0cmが範囲(9.5~14.5cm)を外れている。
- (3)合格。3回とも0.30kg/m³以下である。
- (4)合格。普通コンクリートの空気量4.5±1.5%の範囲(3.0~6.0%)に3回とも入っている。
引っかけ:圧縮強度の1回目19.5N/mm²は呼び強度を下回るが、判定は「1回ごと85%以上」と「3回平均が呼び強度以上」の2条件である。
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→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年9月6日(日)実施) 問題B No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する