令和2年度 問題B No.13論点:品質管理重要度 A配点 1点未着手

ヒストグラムと工程能力図の見方

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題B No.13の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

「ヒストグラム」と「工程能力図」に関する記述のうち,適当でないものはどれか。

(1)の図。縦軸は度数、横軸は特性値のヒストグラム。左に下限規格値、右に上限規格値の破線がある。分布は規格値の内側にあるが、山が左と右に2つある(ふた山型)。
(2)の図。縦軸は度数、横軸は特性値のヒストグラム。左に下限規格値、右に上限規格値の破線がある。分布は山が1つの左右対称に近い形で、平均値が規格のほぼ中央にあり、両側の規格値との間に十分な余裕がある。
(3)の図。縦軸は特性値、横軸は時間の工程能力図。上に上限規格値、下に下限規格値の破線がある。点の並びは、低い値が続いたあと突然高くなり、また低くなるなど、急に高くなったり低くなったりしている(いずれも規格値の内側)。
(4)の図。縦軸は特性値、横軸は時間の工程能力図。上に上限規格値、下に下限規格値の破線がある。点は中心線の上下に交互に振れ、時間とともに振れ幅が次第に大きくなっている(最後は規格値に近づく)。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 下図に示すヒストグラムは,平均値が規格のほぼ中央にあるが,上限規格値及び下限規格値に達している値がないことから,現状の技術レベル又は作業標準などに問題はないか調べる必要がある。

解き方

  1. (2)のヒストグラムは、平均値が規格のほぼ中央にあり、上限・下限の規格値に対して十分な余裕がある。これは工程が安定し規格を満足している理想的な状態であり、技術レベルや作業標準に問題があるかを調べる必要はない。よって(2)が適当でない。
  2. 山が2つあるふた山型のヒストグラムは、異なる母集団(材料・機械・作業者の違いなど)が混じっているおそれがあり、データを層別して調べ直す必要がある。
  3. 工程能力図で点が突然高くなったり低くなったりするのは、機械の調整や材料の変更などがあったときに見られる。ばらつきが次第に大きくなるのは、作業標準に慣れて粗略に作業するときなどに見られる。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。ふた山型は他の母集団が混じっているおそれがあり、データを調べ直す。
  2. (2)適当でない。平均が中央にあり規格に余裕があるのは理想的な状態で、問題を調べる必要はない。
  3. (3)適当。突然の変化は機械の調整や材料の変更などで見られる。
  4. (4)適当。ばらつきの増大は作業の粗略化などで見られる。
引っかけ:規格値に届かない(余裕がある)のは良い状態。規格値ぎりぎり・外れがあるときに対策を考える。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題B No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する