レディーミクストコンクリートの受入検査の合否
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題B No.12の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
呼び強度18(N/mm²),スランプを8cmと指定したレディーミクストコンクリート(JIS A 5308)の普通コンクリートについて,3回の試験を行ったところ,下表に示す測定結果を得た。この場合,レディーミクストコンクリートの規定に照らし,不合格となる試験項目はどれか。
| 試験項目 | 1回目 | 2回目 | 3回目 |
|---|---|---|---|
| 圧縮強度(N/mm²) | 21.0 | 15.5 | 18.0 |
| スランプ(cm) | 10.0 | 9.0 | 7.0 |
| 空気量(%) | 5.0 | 6.5 | 5.5 |
| 塩化物含有量(Cl⁻量として)(kg/m³) | 0.20 | 0.25 | 0.15 |
解答欄
正解
正解:(3) 空気量
解き方
- JIS A 5308では、普通コンクリートの空気量は4.5%で、許容差は±1.5%(3.0〜6.0%)である。2回目の6.5%が上限6.0%を超えるので、空気量が不合格となる。よって(3)である。
- 圧縮強度は、1回の試験結果が呼び強度の85%(18×0.85=15.3N/mm²)以上、かつ3回の平均が呼び強度(18N/mm²)以上であればよい。最小15.5N/mm²≧15.3N/mm²、平均(21.0+15.5+18.0)÷3≒18.2N/mm²≧18N/mm²で合格である。
- スランプ8cmの許容差は±2.5cm(5.5〜10.5cm)で、10.0・9.0・7.0cmはいずれも範囲内である。塩化物含有量は塩化物イオン量として0.30kg/m³以下で、いずれも満たす。
選択肢ごとの解説
- (1)合格。最小値は15.3N/mm²以上、3回の平均は18N/mm²以上である。
- (2)合格。スランプ8cmの許容範囲5.5〜10.5cmに全て入っている。
- (3)不合格。2回目の6.5%が許容範囲3.0〜6.0%を超えている。
- (4)合格。いずれも0.30kg/m³以下である。
引っかけ:強度は「1回85%以上・3回平均100%以上」。空気量は普通コンクリート4.5±1.5%。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題B No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する