流れと滝の役石
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.23の問題です。論点は「庭園の施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
日本庭園における流れと滝の役石に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 横石は,水落石の両側に据えられ,滝の形を形成する滝の役石である。
解き方
- (3)が適当でない。水落石の両側に据えて滝の形をつくる石は脇石(守護石ともいう)である。横石は流れの役石で,両岸に据えて流れの幅を狭め,瀬をつくる石である。
- (1)の木の葉返し石は,滝つぼの下流や流れの中に据え,水を盛り上げたりはね返したりして水面に波を起こす石で,流れの役石としても滝の役石としても扱われる。(2)の水切石は流れの中に据えて水を分け,流れに勢いをつける石である。(4)の鏡石は,水を落とさない枯山水の滝で滝口に垂直に立て,水の落ちる姿を表す石で,水を落とす滝の水落石に当たる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。木の葉返し石は水をはね返して水面に波を起こす石で,流れの役石として扱われる。
- (2)適当。水切石は水を分流して勢いをつける流れの役石である。
- (3)適当でない。水落石の両側に据えるのは脇石であり,横石は流れの幅を狭めて瀬をつくる流れの役石である。
- (4)適当。鏡石は枯山水の滝口に垂直に立て,滝水の落ちるさまを表す滝の役石である。
引っかけ:滝の石組は水落石(枯滝では鏡石)を中心に,両側の脇石,下の水受石・水分石で構成する。横石は両岸に据えて流れ幅を狭める流れの役石である。
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→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年9月13日(日)実施) 問題A No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する