レディーミクストコンクリートの圧縮強度の合否
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題B No.12の問題です。論点は「品質管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下表は,呼び強度21(N/mm²)と指定したレディーミクストコンクリート(JIS A 5308)である普通コンクリートの受入れ検査における圧縮強度の試験結果である。不合格となるケースはどれか。
| ケース | 1回目(N/mm²) | 2回目(N/mm²) | 3回目(N/mm²) |
|---|---|---|---|
| (イ) | 19.0 | 21.5 | 23.0 |
| (ロ) | 19.5 | 20.5 | 23.0 |
| (ハ) | 23.5 | 22.5 | 25.0 |
| (ニ) | 17.5 | 22.0 | 25.0 |
解答欄
正解
正解:(4) (ニ)
解き方
- JIS A 5308では、圧縮強度は、1回の試験結果が購入者の指定した呼び強度の強度値の85%以上、かつ3回の試験結果の平均値が呼び強度の強度値以上であれば合格である。
- 呼び強度21の場合、1回の下限は21×0.85=17.85N/mm²、3回の平均の下限は21N/mm²である。
- (ニ)は平均(17.5+22.0+25.0)÷3=21.5N/mm²で平均は満たすが、1回目の17.5N/mm²が17.85N/mm²を下回るので不合格である。(イ)は平均21.17、(ロ)は平均21.0、(ハ)は平均23.67で、いずれも最小値が17.85以上なので合格である。
選択肢ごとの解説
- (1)合格。平均21.17N/mm²、最小19.0N/mm²で、どちらの条件も満たす。
- (2)合格。平均21.0N/mm²でちょうど呼び強度以上、最小19.5N/mm²も17.85N/mm²以上である。
- (3)合格。平均23.67N/mm²、最小22.5N/mm²である。
- (4)不合格。1回目の17.5N/mm²が呼び強度の85%(17.85N/mm²)を下回る。
引っかけ:平均だけでなく1回ごとの85%の条件も確かめる。(ロ)の平均21.0は「以上」なので合格である。
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論点ページ:品質管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題B No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する