植物の虫害(カミキリムシ・カメムシ・グンバイムシ・ドクガ)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.5の問題です。論点は「樹木の病害虫」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
植物の虫害に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) カメムシ類の幼虫・成虫は,新梢や茎の内部に侵入して食害し,茎葉を枯死させることがある。
解き方
- (2)が適当でない。カメムシ類は針状の口器を新梢・葉・果実などに刺して汁を吸う吸汁性の害虫であり,新梢や茎の内部に侵入して食害するものではない。新梢や茎の内部に侵入して食害するのは,シンクイムシ類やカミキリムシ類の幼虫などである。
- (1)のカミキリムシ類の幼虫は樹皮下や材部を食い進み,樹木を枯らすことがある。(3)のグンバイムシ類は葉裏から吸汁し,葉の表に白い小斑点(かすり状)が現れる。(4)のドクガ類の幼虫は若齢のうちは集団で葉を食害し,大きくなると分散する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。カミキリムシ類の幼虫は樹皮下や材部を食害し,枯死させることがある。
- (2)適当でない。カメムシ類は口器を刺して汁を吸う吸汁性害虫で,茎の内部に侵入して食害しない。
- (3)適当。グンバイムシ類は葉を吸汁し,吸汁箇所が白い斑点状になる。
- (4)適当。ドクガ類の幼虫は若齢期に群生して食害し,成長すると分散する。
引っかけ:害虫は「食害(カミキリムシ・ドクガ・シンクイムシ)」と「吸汁(カメムシ・グンバイムシ・アブラムシ・カイガラムシ)」に分けて覚える。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.5樹木の病害(病名と症状)
令和7年度 問題A No.6植物の虫害(カミキリムシ・カイガラムシ等)
令和6年度 問題A No.5樹木の病害(病名と症状)
令和5年度 問題A No.5植物の虫害(コガネムシ・ハムシ・グンバイムシ等)
令和4年度 問題A No.5樹木の病害(病名と症状)
論点ページ:樹木の病害虫の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する