植生(遷移・潜在自然植生・先駆植物)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.6の問題です。論点は「造園植物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
植生に関する記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 二次遷移とは,植生が山火事などにより失われた後,生育基盤となる土壌や植物の種子などが存在する場所に始まる遷移をいう。
解き方
- (4)が適当である。二次遷移は,山火事・伐採などで植生が失われた後,土壌や埋土種子・根株などが残っている場所から始まる遷移で,土壌のない裸地から始まる一次遷移より速く進む。
- (1)の遷移は,一般に裸地→草原(一年生草本→多年生草本)→低木林→陽樹林→陰樹林の順に進み,陰樹林が極相となる。(2)の潜在自然植生は,人為的な影響をすべて取り除いたと仮定したときに,その土地の環境条件で成立すると考えられる植生である。(3)の先駆植物は裸地の強い日射や乾燥に耐える陽性の植物が多い。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。遷移は陽樹林から陰樹林へと進み,陰樹林が極相となる。
- (2)適当でない。潜在自然植生は人為的な影響を取り除いたと仮定したときに成立する植生である。
- (3)適当でない。先駆植物は一般に陽性のものが多い。
- (4)適当。二次遷移は土壌や種子などが残る場所から始まる遷移である。
引っかけ:遷移の最後は「陰樹林(極相)」。先駆植物は「陽性」。人為の影響で維持されている植生は代償植生で,潜在自然植生とは逆の考え方である。
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論点ページ:造園植物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する