平成29年度 問題A No.3論点:土壌・肥料重要度 A配点 1点未着手

土壌(土性・有効水・土壌空気・窒素)

これは1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.3の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

土壌に関する記述のうち,適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 土壌水のうち,植物が利用可能な有効水は,土壌中の孔隙を移動する重力水と,土壌粒子表面に吸着している吸湿水である。

解き方

  1. (2)が適当でない。植物が利用できる有効水は,主に土壌の毛管孔隙に保持される毛管水である。重力水は大きな孔隙を短時間で流下して排水されるため利用されにくく,吸湿水は土壌粒子の表面に強く吸着されているため植物は吸収できない。
  2. (1)の土性は砂・シルト・粘土の重量割合で区分し,粒径は粘土(0.002mm以下)<シルト<砂の順に大きい。(3)の土壌空気は生物の呼吸により大気より二酸化炭素の割合が大きい。(4)の窒素は大部分が有機態で,微生物による分解(無機化)でアンモニア態・硝酸態窒素になって吸収される。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。土性は砂・シルト・粘土の重量組成で区分し,粒径は粘土<シルト<砂である。
  2. (2)適当でない。有効水は主に毛管水であり,重力水は速やかに排水され,吸湿水は植物が吸収できない。
  3. (3)適当。土壌中の生物の呼吸により,土壌空気は大気より二酸化炭素の比率が大きい。
  4. (4)適当。土壌中の窒素は大部分が有機態で,微生物により無機態窒素に変えられて吸収される。
引っかけ:土壌水は「重力水(すぐ排水)・毛管水(有効水)・吸湿水(吸収できない)」の 3 つで整理する。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する