土壌(市街地土壌・最大容水量・土性・pH)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.4の問題です。論点は「土壌・肥料」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土壌に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 土壌の最大容水量とは,降雨後24時間を経て,重力水が排水された後の土壌の水分保持量のことである。
解き方
- (2)が適当でない。降雨や灌水の後,24時間程度たって重力水が排水された後に土壌が保持している水分量は圃場容水量である。最大容水量は,土壌のすべての孔隙が水で満たされたときの水分量である。
- (1)の市街地の土壌は,コンクリートからのカルシウムなどの溶出によりアルカリ化しやすい。(3)の壌土は透水性と保水性のつり合いがよく,粘土分の多い埴土より植物の生育に適する。(4)の植物の生育には一般に中性ないし微酸性の土壌が適する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。市街地ではコンクリートの影響で土壌がアルカリ化する傾向がある。
- (2)適当でない。説明の水分量は圃場容水量であり,最大容水量はすべての孔隙が水で満たされた状態の水分量である。
- (3)適当。壌土は透水性と保水性のバランスがよく,埴土より植物の生育に適する。
- (4)適当。pHは土壌の化学性の基本項目で,植物には一般に中性ないし微酸性が適する。
引っかけ:「降雨後24時間・重力水が抜けた後」は圃場容水量。最大容水量(飽和)と取り違えさせる引っかけである。
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→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する