コンクリートの施工(暑中コンクリート・打重ね・打継目)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.25の問題です。論点は「コンクリート・擁壁」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの施工に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 柱と梁が連続する構造物を施工する際,柱と梁の接合部の打継目をなくすため,柱のコンクリート打設後,沈下が終了する前に,梁のコンクリート打設を行った。
解き方
- (3)が適当でない。柱や壁と梁・スラブが連続する構造では,柱や壁のコンクリートの沈下がほぼ終了してから梁・スラブのコンクリートを打ち込む。沈下が終わる前に打ち込むと,接合部に沈下ひび割れが生じる(土木工事共通仕様書「沈下ひび割れに対する処置」)。
- (1)の日平均気温が25℃を超えるときは暑中コンクリートとし,打込み時のコンクリート温度は35℃以下,練混ぜから打終わりまでは1.5時間以内とする。(2)の打重ねでは棒状バイブレータを下層のコンクリート中に10cm程度挿入する。(4)の設計基準強度は,標準養生した供試体の材齢28日の圧縮強度で確認する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。暑中コンクリートとし,打込み温度30℃,練混ぜ後1.5時間で打ち終えたのは基準内である。
- (2)適当。棒状バイブレータは下層のコンクリート中に10cm程度挿入する。
- (3)適当でない。柱のコンクリートの沈下がほぼ終了してから梁のコンクリートを打ち込む。
- (4)適当。設計基準強度は標準養生した供試体の材齢28日の圧縮強度で確認する。
引っかけ:「沈下が終了してから」上の部材を打つ。沈下ひび割れの防止が目的である。
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論点ページ:コンクリート・擁壁の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.25。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する