盛土(材料・法面勾配・段切り・被覆土)
これは1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.24の問題です。論点は「測量・土工・建設機械」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
盛土に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 盛土法面の施工に際し,法面の表面部分の被覆土に,砂質土を用いて締め固めた。
解き方
- (4)が適当でない。砂質土は雨水で侵食されやすいため,盛土法面の表面部分には,一般に侵食に強く植生の生育にも適した粘性土を用いて締め固める。
- (1)の盛土材料は,締固め後の圧縮性が小さく,吸水による膨潤性の低いものがよい。(2)の砂質土の盛土で高さ5m以下の場合,標準的な法面勾配は1:1.5〜1:1.8である(道路土工-盛土工指針)。(3)の土木工事共通仕様書では,1:4より急な勾配を有する地盤上に盛土を行う場合は段切りを行い,盛土と現地盤の密着を図るとしている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。盛土材料は圧縮性が小さく,膨潤性が低いものを用いる。
- (2)適当。高さ5m以下の砂質土の盛土の法面勾配は1:1.5〜1:1.8が標準である。
- (3)適当。1:4より急な地盤では段切りを行ってから盛土する。
- (4)適当でない。法面の表面部分の被覆土には,侵食されにくい粘性土を用いる。
引っかけ:段切りの目安は「1:4より急」。法面の被覆は侵食に強い粘性土と覚える。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.21土量の変化率(地山土量とダンプトラック台数)
令和8年度 問題A No.33土工に用いる建設機械の特徴
令和7年度 問題A No.15水準測量(地盤高の計算)
令和7年度 問題A No.21建設機械の特徴(ローラ・スクレーパ等)
令和6年度 問題A No.21土量の変化率(地山土量とダンプトラック台数)
論点ページ:測量・土工・建設機械の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級造園施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年9月3日(日)実施) 問題A No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する