建築施工管理技士の経験記述:書き方と例文
経験記述は、平成30年度から令和5年度まで、1級・2級とも第二次検定の問題1(必須問題)で毎年出題された記述問題です。自分が経験した建築工事を1つ選んで工事概要(工事名・工事場所・工事の内容・工期・あなたの立場、2級と令和3年度からの1級はあなたの業務内容も)を書き、そのうえで1.(設問1)にその工事での事例を2つか3つ、2.(設問2)に工事を限らない今日までの経験から考えたことを書きます。令和6年度からは1級・2級とも、問題に示された工事について書く形に変わりましたが、設問の骨組み(工種名、懸念や理由、実施する内容)と、問われる管理のテーマは以前の経験記述とほぼ同じです。
このページの例文はすべて資格試験対策.netが作成した架空の工事の記述例です。書き方の型として使い、ご自身の工事にあてはめて書いてください。
過去の出題テーマ
| 年度 | 1級建築 二次 | 2級建築 二次 |
|---|---|---|
| 令和5年度 | 品質管理 | 工程の管理 |
| 令和4年度 | 現場作業の軽減・労働者の確保 | 品質管理 |
| 令和3年度 | 品質管理 | 施工の計画・品質低下の防止・工程遅延の防止 |
| 令和2年度 | 施工の合理化・コスト削減 | 工程の管理 |
| 令和元年度 | 品質管理 | 施工の計画・産業廃棄物の削減 |
| 平成30年度 | 建設副産物対策・建設廃棄物の適正な処理 | 品質管理 |
1級は、平成30年度が建設副産物対策で、令和元年度からは品質管理(令和元・3・5年度)と、施工の合理化(令和2年度)・現場作業の軽減(令和4年度)が1年ごとに入れ替わっています。この並びは令和6年度からも続き、問題に示された工事について、令和6・8年度は現場作業の軽減策を3つ、令和7年度は品質管理で特に重点を置くべき項目を3つ書く設問でした。設問2は、組織的な品質管理の方法や活動(令和元・3・5・7年度)、労働者の確保(令和4年度)、時間外労働の要因と対策(令和6年度)、品質を確保したコスト削減(令和2・8年度)、建設廃棄物の適正な処理(平成30年度)です。2級は、受検種別に係る工事から選び、品質管理(平成30年度・令和4年度)、施工の計画(令和元・3年度)、工程の管理(令和2・5年度)の3つのテーマで出題されました。令和6年度からは新築・解体・改修の3つの工事から1つを選んで書く形になり、令和6年度は施工の方法・資材の取扱い・養生という施工の計画の視点、令和7年度は材料・機械・作業員という工程の管理の視点で、以前の経験記述と同じ項目が使われています。令和9年度以降の出題の形は、その年度の問題用紙で確かめてください。
1級と2級の問題1の違い(平成30年度〜令和7年度)
| 1級 | 2級 | |
|---|---|---|
| 選ぶ工事(令和5年度まで) | あなたが経験した建築工事(建築設備工事を除く)から1つ | あなたが経験した建築工事のうち、受検種別に係る工事から1つ |
| 工事概要 | 工事名、工事場所、工事の内容、工期(等)、あなたの立場。令和3年度からあなたの業務内容が加わる | 工事名、工事場所、工事の内容、工期(等)、あなたの立場、(あなたの)業務内容 |
| 設問1のテーマ | 建設副産物対策(平成30年度)、品質管理(令和元・3・5年度)、施工の合理化(令和2年度)、現場作業の軽減(令和4年度) | 品質管理(平成30年度・令和4年度)、施工の計画(令和元・3年度)、工程の管理(令和2・5年度) |
| 設問1の事例の数と中身 | 2つ(令和元〜3年度)または3つ(平成30年度、令和4・5年度)。品質管理項目と理由・実施した内容と確認方法、合理化の内容と理由・副次的効果など | 3つ。防ごうとした不具合と要因・行ったこと、選んだ項目(施工方法・搬入・保管・養生・検査、または材料・機械・作業員)について検討したことや遅延を防ぐ対策 |
| 設問2 | 工事を限らず今日までの経験から。組織的な品質管理、労働者の確保、品質を確保したコスト削減、建設廃棄物の適正な処理 | 工事(令和4年度までは受検種別も)を限らず今日までの経験から。品質管理の方法、産業廃棄物の削減、工程の短縮、品質低下と工程遅延の防止、確認事項、工程の周知と共有 |
| 令和6年度から | 示された1件の工事概要について、統括的な施工の技術上の管理を求められる立場で。現場作業の軽減策(令和6・8年度)、品質管理の重点項目(令和7年度) | 示された新築・解体・改修から1つを選び、受検種別に係る工種で。施工計画時の検討事項(令和6年度)、工事の遅延防止(令和7年度) |
1級は、要求された品質や施工の合理化といった現場全体の管理の考え方を、理由や効果まで説明させるのが特徴です。2級は、担当した工種で実際に行ったことを、選んだ項目に沿って具体的に書かせます。令和6年度からの形でも、1級の品質管理・現場作業の軽減、2級の施工の計画・工程の管理と、テーマと設問の骨組みは以前の経験記述から引き継がれています。
書き方のポイント
書けるのは「建築工事」。2級は自分の受検種別の工事で
問題文は、建築工事を「建築基準法に定める建築物に係る工事とし、建築設備工事を除く」と定めています。空調・給排水・電気の設備工事を中心に書くと、求められた工事から外れます。2級は令和5年度まで「あなたの受検種別に係る工事の中から」選ぶよう求められ、令和6年度からも1.は「受検種別に係る工種」で書く指示です。躯体で受ける人は鉄筋・型枠・コンクリート・鉄骨など、仕上げで受ける人は防水・タイル・内装・塗装などの工種で事例をそろえます。
工事の内容は、問題文が示す項目をすべて入れる
工事の内容は、新築等なら建物用途・構造・階数・延べ面積又は施工数量・主な外部仕上げ・主要室の内部仕上げ、改修等なら建物用途・建物規模・主な改修内容及び施工数量を書くよう、問題文に示されています。設問で外壁タイルや屋上防水の事例を書くなら、工事の内容にもその仕上げを入れておき、事例と工事概要が食い違わないようにします。工期等は年号又は西暦で年月まで、令和3年度からは工事に従事した期間でもよいとされています。
立場と業務内容で、施工管理をしていたことを示す
あなたの立場は「現場代理人」「主任技術者」「工事主任」のように施工管理での位置づけが分かる書き方にします。業務内容は「躯体工事の品質・工程管理」「内装工事の施工管理と協力会社との調整」など、担当した工種と管理の範囲を具体的に書き、設問で書く事例がその範囲に入るようにします。
「設計図書どおりに施工した」では答えにならない
2級の問題文には、行ったことを「設計図書どおりに施工した。」などと具体的に書かないものは不可と明記された年度があります(平成30年度・令和4年度)。品質管理なら、かぶり厚さ・打重ね時間間隔・張付けモルタルの塗付け面積など管理した値と、スケールでの測定・打診・引張接着試験といった確認の方法まで書きます。工程の管理では、品質管理のみ・安全管理のみ・コストのみの記述は不可とされています(令和2・5年度)。
事例ごとに違う内容を書き、設問2と重ねない
設問1の事例は、工種名は同じでもよい一方で、理由や実施した内容は事例ごとに異なる内容とするよう指定されます。さらに設問2では「1.の③と同じ内容の記述は不可」のように、設問1と同じ内容を書くことも禁じられています。品質管理なら、事例を鉄筋・コンクリート・タイルのように工種で分け、設問2は作業所の仕組み(QC工程表、品質パトロール、職長を交えた検討会など)として書くと重なりを避けられます。
1級の品質管理は「項目 → 理由 → 実施 → 確認」を1組で
1級の品質管理は、品質管理項目(重点品質管理項目)、それを定めた理由(発生を予測した欠陥や不具合)、実施した内容、確認方法又は検査方法を書かせる形が続いています(令和3・5年度)。「品質の確保」のような大きな言葉ではなく、「柱・梁の鉄筋のかぶり厚さ」のように項目を1つに絞り、確認方法には測定器具・時期・判定の基準を入れます。
令和6年度からは、示された工事概要の表を読んでから書く
1級は工事概要の表(構造・山留め・杭・型枠・仕上げなど)が示され、「統括的な施工の技術上の管理を求められる立場」で答えます。工事概要に示す工事で施工上必要としない工事や作業、計画変更の確認申請や建築確認の再申請が必要になる変更、工期の遅れにつながる内容、建築設備工事は不可とされました。2級は新築・解体・改修の工事から1つを選んで○で囲み、選んだ工事に必要な作業で書きます。表にある工法や仕上げ(親杭横矢板、合成デッキスラブ、タイル張りなど)を手がかりに事例を選びます。
例文は丸写しせず、自分の現場の言葉で書く
令和5年度までの経験記述は「あなたが経験した建築工事」について書く問題です。このページの例文はすべて架空の工事なので、工事名・建物の規模・工種・数値・実施した内容は、ご自身が施工管理を担当した工事に置き換えてください。令和6年度からの形でも、問題文は多くの年度で「今日までの経験を踏まえ」て答えるよう求めています。
管理項目別の例文
品質管理の例文:庁舎新築の柱・梁の鉄筋のかぶり厚さ(1級建築 二次 令和5年度の出題)
工事概要
- 工事概要 イ.工事名:○○市△△庁舎新築工事
- 工事概要 ロ.工事場所:○○県○○市△△町1丁目
- 工事概要 ハ.工事の内容:庁舎,鉄筋コンクリート造,地上5階,延べ面積6,200m²,外壁:二丁掛けタイル張り,主要室:床タイルカーペット,壁せっこうボード下地ビニルクロス張り,天井岩綿吸音板張り
- 工事概要 ニ.工期等:令和3年7月~令和5年2月
- 工事概要 ホ.あなたの立場:工事主任
- 工事概要 ヘ.あなたの業務内容:躯体工事及び仕上工事の施工管理(品質・工程管理)
1. 事例1 ① 工種名又は作業名等
鉄筋工事
1. 事例1 ② 品質管理項目及びそれを設定した理由
柱・梁の鉄筋のかぶり厚さの確保。かぶり厚さが不足すると中性化による鉄筋の腐食や耐火性能の低下を招き,構造体の耐久性を損なうため。
64字(解答欄の目安 90字)
1. 事例1 ③ 実施した内容及びその確認方法又は検査方法
柱・梁の側面にスペーサーを1.5m程度の間隔で取り付けさせ,打込み前の配筋検査で全ての柱・梁の最小かぶり厚さ30mm以上をスケールで測定し,写真で記録した。
78字(解答欄の目安 100字)
品質管理の例文:物流センター新築の高力ボルト接合部の締付け(1級建築 二次 令和5年度の出題)
工事概要
- 工事概要 イ.工事名:○○株式会社△△物流センター新築工事
- 工事概要 ロ.工事場所:○○県□□郡△△町大字○○
- 工事概要 ハ.工事の内容:倉庫,鉄骨造,地上3階,延べ面積12,000m²,外壁:押出成形セメント板張り,主要室:床コンクリート直均しの上エポキシ樹脂系塗床,壁押出成形セメント板素地,天井鉄骨現し
- 工事概要 ニ.工期等:令和4年4月~令和5年5月
- 工事概要 ホ.あなたの立場:工事係(施工管理担当)
- 工事概要 ヘ.あなたの業務内容:鉄骨工事及び床・外装工事の施工管理
1. 事例1 ① 工種名又は作業名等
鉄骨工事(高力ボルト接合)
1. 事例1 ② 品質管理項目及びそれを設定した理由
高力ボルト接合部の締付けの確保。締付けが不足すると接合部の摩擦力が得られず,架構の剛性と耐力が確保できないため。
56字(解答欄の目安 90字)
1. 事例1 ③ 実施した内容及びその確認方法又は検査方法
トルシア形高力ボルトを一次締め後にマーキングし,本締めでピンテールを破断させた。全数についてピンテールの破断,共回りの有無,マークのずれを目視で確認した。
77字(解答欄の目安 100字)
品質管理の例文:複合庁舎新築の暑中期のコンクリートの打重ねと締固め(1級建築 二次 令和3年度の出題)
工事概要
- 工事概要 イ.工事名:○○市△△地区複合庁舎新築工事
- 工事概要 ロ.工事場所:○○県○○市△△町3丁目
- 工事概要 ハ.工事の内容(新築等の場合:建物用途,構造,階数,延べ面積又は施工数量,主な外部仕上げ,主要室の内部仕上げ/改修等の場合:建物用途,建物規模,主な改修内容及び施工数量):庁舎,鉄筋コンクリート造,地上5階・塔屋1階,延べ面積6,480m²,外部:二丁掛タイル張り(改良圧着張り)・一部複層仕上塗材,主要室:床ビニル床シート張り,壁せっこうボード張りEP塗り,天井岩綿吸音板張り
- 工事概要 ニ.工期等(工期又は工事に従事した期間を年号又は西暦で年月まで):令和元年8月~令和3年2月
- 工事概要 ホ.あなたの立場:工事主任
- 工事概要 ヘ.あなたの業務内容:躯体工事及び外装工事の施工管理(品質管理・工程管理,協力会社との施工調整)
1. 事例1 ① 工種名
コンクリート工事
1. 事例1 ② 施工に当たっての品質の目標及びそれを達成するために定めた重点品質管理項目
品質の目標:外壁や柱に豆板やコールドジョイントのない密実で耐久性の高い躯体とする。重点品質管理項目:コンクリートの打重ね時間間隔と締固め。
69字(解答欄の目安 100字)
1. 事例1 ③ ②の重点品質管理項目を定めた理由及び発生を予測した欠陥又は不具合
理由:打込みが7~9月の暑中期で凝結が早く,配筋の密な腰壁や垂れ壁は充填しにくいため。予測した欠陥:コールドジョイントや豆板による漏水と鉄筋の腐食。
74字(解答欄の目安 100字)
1. 事例1 ④ ②の重点品質管理項目について,実施した内容及びその確認方法又は検査方法
実施内容:打込み区画と順序を図示し,打重ね時間間隔を120分以内として出荷間隔を調整した。棒形振動機は60cm以下の間隔で挿入した。確認方法:区画ごとに打込み時刻を記録し,脱型後に全面を目視で検査した。
101字(解答欄の目安 120字)
品質管理の例文:事務所ビルの屋上防水改修の下地補修とシートの張付け(1級建築 二次 令和3年度の出題)
工事概要
- 工事概要 イ.工事名:○○ビル外壁及び屋上防水改修工事
- 工事概要 ロ.工事場所:○○県○○市△△町1丁目
- 工事概要 ハ.工事の内容(新築等の場合:建物用途,構造,階数,延べ面積又は施工数量,主な外部仕上げ,主要室の内部仕上げ/改修等の場合:建物用途,建物規模,主な改修内容及び施工数量):事務所,鉄骨鉄筋コンクリート造,地上7階,延べ面積8,200m²,外壁タイル浮き部改修(アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法)320m²,屋上防水改修(改質アスファルトシート防水)1,150m²
- 工事概要 ニ.工期等(工期又は工事に従事した期間を年号又は西暦で年月まで):令和2年6月~令和2年12月
- 工事概要 ホ.あなたの立場:監理技術者
- 工事概要 ヘ.あなたの業務内容:改修工事の施工管理(品質管理・工程管理,入居者との作業時間の調整)
1. 事例1 ① 工種名
防水改修工事
1. 事例1 ② 施工に当たっての品質の目標及びそれを達成するために定めた重点品質管理項目
品質の目標:改修後に漏水のない屋上防水とする。重点品質管理項目:既存防水層撤去後の下地補修と改質アスファルトシートの張付け。
62字(解答欄の目安 100字)
1. 事例1 ③ ②の重点品質管理項目を定めた理由及び発生を予測した欠陥又は不具合
理由:入居者が使用しながらの改修で漏水が許されず,既存下地にひび割れや不陸が多かったため。予測した不具合:シートのふくれ・はく離とドレン回りからの漏水。
76字(解答欄の目安 100字)
1. 事例1 ④ ②の重点品質管理項目について,実施した内容及びその確認方法又は検査方法
実施内容:下地のひび割れや欠損をポリマーセメントモルタルで補修し,ドレン回りは幅200mm以上の増張りを行った。確認方法:補修箇所を写真で記録し,張付け後に重ね部を検査棒で全数確認した。
93字(解答欄の目安 120字)
品質管理の例文:事務所ビル新築の柱・壁のジャンカ(豆板)の防止(2級建築 二次 平成30年度の出題)
工事概要
- 工事概要 イ.工事名:(仮称)○○ビル新築工事
- 工事概要 ロ.工事場所:○○県△△市□□町2丁目
- 工事概要 ハ.工事の内容:事務所,鉄筋コンクリート造,地上5階建て,延べ面積2,860m²,外壁:45二丁掛け磁器質タイル張り,事務室:床タイルカーペット,壁せっこうボード下地ビニルクロス張り,天井ロックウール化粧吸音板張り
- 工事概要 ニ.工期:平成28年5月~平成29年6月
- 工事概要 ホ.あなたの立場:工事主任
- 工事概要 ヘ.業務内容:躯体工事及び仕上げ工事の施工管理
1. 事例1 工種名
コンクリート工事
1. 事例1 防ごうとした不具合とその不具合を発生させる要因
柱・壁に生じるジャンカ(豆板)。要因は,締固め不足や,高い位置からの打込みによる粗骨材の分離である。
50字(解答欄の目安 70字)
1. 事例1 不具合の発生を防ぐために実際に行ったこと
柱・壁は1層の打込み高さを0.6m程度に区切り,棒形振動機を下層に先端が入るよう60cm以下の間隔で挿入し,ペーストが浮くまで加振した。
68字(解答欄の目安 90字)
品質管理の例文:団地の外壁改修のシーリング打替え(2級建築 二次 平成30年度の出題)
工事概要
- 工事概要 イ.工事名:○○団地△△号棟外壁等改修工事
- 工事概要 ロ.工事場所:○○県△△市□□3丁目
- 工事概要 ハ.工事の内容:共同住宅,鉄筋コンクリート造地上6階建て延べ面積4,150m²,外壁複層仕上塗材塗替え3,600m²,外部シーリング打替え2,450m,屋上改質アスファルトシート防水改修820m²
- 工事概要 ニ.工期:平成29年4月~平成29年12月
- 工事概要 ホ.あなたの立場:施工管理担当(現場係員)
- 工事概要 ヘ.業務内容:改修工事全般の施工管理
1. 事例1 工種名
シーリング工事
1. 事例1 防ごうとした不具合とその不具合を発生させる要因
打ち替えたシーリング材の破断・剥離。要因は,被着面の清掃不足と,目地底にも接着する3面接着である。
49字(解答欄の目安 70字)
1. 事例1 不具合の発生を防ぐために実際に行ったこと
既存シーリング材を撤去して被着面を清掃し,目地底にボンドブレーカーを張って2面接着とし,プライマー塗布後は所定の時間内に充填した。
65字(解答欄の目安 90字)
品質管理の例文:小学校屋内運動場新築の高力ボルト接合の摩擦面(2級建築 二次 令和4年度の出題)
工事概要
- イ.工事名:○○市立△△小学校屋内運動場新築工事
- ロ.工事場所:○○県○○郡△△町大字□□
- ハ.工事の内容:屋内運動場,鉄骨造,地上2階,延べ面積1,280m²,外壁:押出成形セメント板張り・複層仕上塗材,屋根:折板葺,アリーナ:床フローリングボード張り,壁:合板張り
- ニ.工期等:令和元年10月~令和2年9月
- ホ.あなたの立場:現場代理人
- ヘ.あなたの業務内容:建築工事全般の施工管理と協力業者との工程調整
1. 事例1 ① 工種名又は作業名等
高力ボルト接合
1. 事例1 ② 品質低下につながる不具合とそう考えた理由
接合部のすべり耐力の不足。摩擦面に黒皮や油が残ると所定のすべり係数が得られないため。
42字(解答欄の目安 70字)
1. 事例1 ③ ②の不具合を発生させないために行ったこととその際特に留意したこと
工場で摩擦面をブラスト処理させ,搬入時に表面粗さ50μmRz以上を対比試験片で確認した。特に建方前に油や塗料の付着がないかを全接合部で確認した。
72字(解答欄の目安 100字)
品質管理の例文:共同住宅新築の外壁タイルの浮き・はく離の防止(2級建築 二次 令和4年度の出題)
工事概要
- イ.工事名:○○市△△町共同住宅新築工事
- ロ.工事場所:○○県△△市□□町2丁目
- ハ.工事の内容:共同住宅,鉄筋コンクリート造,地上5階,延べ面積2,450m²,外壁:二丁掛タイル改良圧着張り,屋上:アスファルト防水,住戸:床フローリング張り,壁・天井せっこうボード下地ビニルクロス張り
- ニ.工期等:令和2年6月~令和3年7月
- ホ.あなたの立場:工事主任
- ヘ.あなたの業務内容:躯体・仕上げ工事の施工管理(品質・工程・安全)
1. 事例3 ① 工種名又は作業名等
タイル工事
1. 事例3 ② 品質低下につながる不具合とそう考えた理由
外壁タイルの浮き・はく離。張付けモルタルを塗り置きすると表面が乾き,タイルとの接着力が低下するため。
50字(解答欄の目安 70字)
1. 事例3 ③ ②の不具合を発生させないために行ったこととその際特に留意したこと
張付けモルタルの1回の塗付け面積を2m²/人以内とし,タイル周辺からモルタルがはみ出すまでたたき締めさせた。特に施工後に引張接着試験を行い,0.4N/mm²以上を確認した。
86字(解答欄の目安 100字)
施工の計画の例文:共同住宅新築のポンプ車1台でのコンクリート打込み(2級建築 二次 令和3年度の出題)
工事概要
- イ.工事名:○○市△△二丁目共同住宅新築工事
- ロ.工事場所:○○県○○市△△二丁目
- ハ.工事の内容:共同住宅,鉄筋コンクリート造,地上5階,延べ面積2,640m²,外壁:二丁掛タイル張り,主要室:床フローリング張り,壁・天井せっこうボード下地ビニルクロス張り
- ニ.工期等:令和元年6月〜令和2年8月
- ホ.あなたの立場:工事主任
- ヘ.あなたの業務内容:躯体・仕上工事の施工管理(施工計画・工程管理・品質管理)
1. 事例1 ① 着目した項目(a〜eから1つ)
a 施工方法又は作業方法
1. 事例1 ② 工種名
コンクリート工事
1. 事例1 ③ 現場の状況と施工の計画時に検討したこと
前面道路が幅員6mで,ポンプ車を1台しか据えられなかった。基準階の床・梁のコンクリート約120m³を1日で連続して打ち込む打込み順序と配車計画を検討した。
77字(解答欄の目安 90字)
1. 事例1 ④ 施工の計画時に検討した理由と実施したこと
打重ね時間間隔が長いとコールドジョイントが生じるため,打込み区画と順序を定め,生コン車の配車を15分間隔として打重ね時間間隔を外気温25℃未満で150分以内に管理した。
84字(解答欄の目安 90字)
施工の計画の例文:共同住宅新築のフローリング張り後の養生(2級建築 二次 令和3年度の出題)
工事概要
- イ.工事名:○○市△△二丁目共同住宅新築工事
- ロ.工事場所:○○県○○市△△二丁目
- ハ.工事の内容:共同住宅,鉄筋コンクリート造,地上5階,延べ面積2,640m²,外壁:二丁掛タイル張り,主要室:床フローリング張り,壁・天井せっこうボード下地ビニルクロス張り
- ニ.工期等:令和元年6月〜令和2年8月
- ホ.あなたの立場:工事主任
- ヘ.あなたの業務内容:躯体・仕上工事の施工管理(施工計画・工程管理・品質管理)
1. 事例3 ① 着目した項目(a〜eから1つ)
d 施工中又は施工後の養生の方法
1. 事例3 ② 工種名
内装工事
1. 事例3 ③ 現場の状況と施工の計画時に検討したこと
住戸の床フローリング張り完了後も,設備器具付けやクリーニングの作業員が多数出入りする工程であった。仕上げ面の傷や汚れを防ぐ養生の方法を検討した。
72字(解答欄の目安 90字)
1. 事例3 ④ 施工の計画時に検討した理由と実施したこと
後工程の台車や脚立による傷を防ぐ必要があったため,張付け完了後すぐに養生シートを敷き,その上に厚さ2.5mmのプラスチック段ボールを敷き並べて継目をテープで留めた。
82字(解答欄の目安 90字)
施工の計画の例文:事務所ビル新築のせっこうボードの荷揚げ(2級建築 二次 令和元年度の出題)
工事概要
- 工事概要 イ.工事名:○○市△△町事務所ビル新築工事
- 工事概要 ロ.工事場所:○○県△△市□□町2丁目
- 工事概要 ハ.工事の内容:事務所,鉄筋コンクリート造,地上4階建,延べ面積1,980m²,外壁:45二丁掛けタイル改良圧着張り,主要室:床 タイルカーペット,壁 せっこうボード下地ビニルクロス張り,天井 岩綿吸音板張り
- 工事概要 ニ.工期:平成29年4月~平成30年2月
- 工事概要 ホ.あなたの立場:工事主任
- 工事概要 ヘ.業務内容:建築工事全般の施工管理(工程管理・品質管理・安全管理)
1. 事例2 項目(a.~e.の記号)
b
1. 事例2 工種名
内装工事
1. 事例2 ① 事前に検討したこととその検討をもとに実際に行ったこと
各階のせっこうボード約2,000枚の荷揚げ方法を検討し,外部サッシ取付け前に階ごとの使用量に仕分けて,25tラフテレーンクレーンで各階の開口部に設けた荷取りステージへ荷揚げした。
89字(解答欄の目安 120字)
1. 事例2 ② 何故検討する必要があったのかその理由
工事用エレベーターのかごに長尺のボードが入らず,内装工事の開始後に人力で運ぶと工程が遅れ,ボードの角欠けも生じるため。
59字(解答欄の目安 70字)
施工の計画の例文:事務所ビル新築の外壁タイルの検査の方法と時期(2級建築 二次 令和元年度の出題)
工事概要
- 工事概要 イ.工事名:○○市△△町事務所ビル新築工事
- 工事概要 ロ.工事場所:○○県△△市□□町2丁目
- 工事概要 ハ.工事の内容:事務所,鉄筋コンクリート造,地上4階建,延べ面積1,980m²,外壁:45二丁掛けタイル改良圧着張り,主要室:床 タイルカーペット,壁 せっこうボード下地ビニルクロス張り,天井 岩綿吸音板張り
- 工事概要 ニ.工期:平成29年4月~平成30年2月
- 工事概要 ホ.あなたの立場:工事主任
- 工事概要 ヘ.業務内容:建築工事全般の施工管理(工程管理・品質管理・安全管理)
1. 事例3 項目(a.~e.の記号)
e
1. 事例3 工種名
タイル工事
1. 事例3 ① 事前に検討したこととその検討をもとに実際に行ったこと
外壁タイルの接着状態の確認方法と時期を検討し,足場解体前に全面打診を行い,張付け後2週間以上経過した時点で引張接着試験を100m²ごとに1個以上,全体で3個以上行った。
84字(解答欄の目安 120字)
1. 事例3 ② 何故検討する必要があったのかその理由
道路に面した外壁のタイルが剥落すると通行人の被害につながり,足場解体後は補修が困難になるため,足場のある間に確認する必要があった。
65字(解答欄の目安 70字)
工程の管理の例文:事務所ビル新築の柱・梁の鉄筋の加工と搬入(2級建築 二次 令和2年度の出題)
工事概要
- 工事概要 イ.工事名:○○市△△地区事務所ビル新築工事
- 工事概要 ロ.工事場所:○○県△△市□□町1丁目2番3号
- 工事概要 ハ.工事の内容:事務所,鉄筋コンクリート造,地上4階,延べ面積2,850m²,外壁:45二丁掛タイル張り・一部吹付けタイル,事務室:床タイルカーペット・壁せっこうボード張りの上ビニルクロス・天井ロックウール化粧吸音板張り
- 工事概要 ニ.工期:令和元年6月~令和2年3月
- 工事概要 ホ.あなたの立場:工事主任
- 工事概要 ヘ.業務内容:躯体工事・仕上工事の施工管理全般(工程・品質・安全管理)
1. 事例1 項目A(選んだ項目)
a.材料(本工事材料)
1. 事例1 項目B ① 工種名
鉄筋工事
1. 事例1 項目B ② 工事を遅延させるかも知れないと着目したこととその理由
柱・梁の鉄筋は加工場で加工して搬入するため,加工図の承認や搬入が遅れると配筋が止まり,各階のコンクリート打込み日が後ろにずれて全体工程が遅れると考えたため。
78字(解答欄の目安 90字)
1. 事例1 項目B ③ ②の遅延を防ぐために実際に行った対策
加工図を各階の打込みの1か月前までに承認し,階ごとの搬入計画表を作成した。搬入の2日前に加工場と数量・時刻を確認し,配筋順に仮置きできる場所を確保した。
76字(解答欄の目安 90字)
工程の管理の例文:倉庫新築の鉄骨建方用クレーンの手配(2級建築 二次 令和2年度の出題)
工事概要
- 工事概要 イ.工事名:(株)○○物流センター倉庫棟新築工事
- 工事概要 ロ.工事場所:○○県○○郡△△町大字□□地内
- 工事概要 ハ.工事の内容:倉庫,鉄骨造,地上2階,延べ面積4,200m²,外壁:押出成形セメント板張りの上塗装・屋根:金属折板葺,倉庫:床コンクリート金ごて押え・壁天井現し
- 工事概要 ニ.工期:平成30年9月~令和元年7月
- 工事概要 ホ.あなたの立場:現場代理人
- 工事概要 ヘ.業務内容:鉄骨工事・外装工事(外壁・屋根)の施工管理(工程管理・品質管理)
1. 事例2 項目A(選んだ項目)
b.工事用機械・器具・設備
1. 事例2 項目B ① 工種名
鉄骨工事
1. 事例2 項目B ② 工事を遅延させるかも知れないと着目したこととその理由
建方に使う50t吊りラフテレーンクレーンは繁忙期で手配が難しく,予定日に確保できないと建方が遅れ,デッキプレート敷設以降の工程が遅れると考えたため。
74字(解答欄の目安 90字)
1. 事例2 項目B ③ ②の遅延を防ぐために実際に行った対策
建方の2か月前にクレーンを予約し,建方順序と1日の取付けピース数を計画して日数を確定させ,強風で中止した場合の予備日を工程に組み込んだ。
68字(解答欄の目安 90字)
工程の管理の例文:事務所ビル新築のボード張りの作業員の確保(2級建築 二次 令和5年度の出題)
工事概要
- イ.工事名:○○市△△町事務所ビル新築工事
- ロ.工事場所:○○県○○市△△町○丁目
- ハ.工事の内容:事務所,鉄筋コンクリート造,地上4階,延べ面積1,860m²,外壁:二丁掛タイル張り,事務室:床タイルカーペット,壁せっこうボード下地ビニルクロス張り,天井岩綿吸音板張り
- ニ.工期等:令和3年5月~令和4年6月
- ホ.あなたの立場:工事主任
- ヘ.あなたの業務内容:躯体・仕上工事の工程管理,品質管理及び施工図の作成
1. 事例3 項目A(a〜cから選んだもの)
c.作業員
1. 事例3 ① 工種名又は作業名等
内装工事(せっこうボード張り)
1. 事例3 ② 遅延させるかも知れないと考えた当時の状況とそれが遅延につながる理由
内装工事の時期が近隣の大型現場と重なり,ボード張りの作業員が計画の8人に対し5人しか確保できなかった。仕上げ・建具・器具付けが順に遅れるため。
71字(解答欄の目安 90字)
1. 事例3 ③ ②による遅延を防ぐために実際に行った対策
2か月前に専門工事業者と人数・期間を取り決め,階ごとに作業区画を分けて2班で並行作業できる段取りとした。材料は前日までに各階へ荷揚げし,手待ちをなくした。
77字(解答欄の目安 90字)
工程の管理の例文:合同庁舎外壁改修の取替え用アルミサッシの製作(2級建築 二次 令和5年度の出題)
工事概要
- イ.工事名:○○県△△合同庁舎外壁改修工事
- ロ.工事場所:○○県○○市△△区□□○丁目
- ハ.工事の内容:庁舎,鉄筋コンクリート造地上3階・延べ面積2,300m²,外壁タイル部分張替え120m²,シーリング打替え1,800m,外部アルミニウム製建具取替え64か所
- ニ.工期等:2021年9月~2022年2月(従事した期間)
- ホ.あなたの立場:主任技術者
- ヘ.あなたの業務内容:外壁改修工事の工程管理と専門工事業者との調整
1. 事例1 項目A(a〜cから選んだもの)
a.材料
1. 事例1 ① 工種名又は作業名等
建具工事(サッシ取替え)
1. 事例1 ② 遅延させるかも知れないと考えた当時の状況とそれが遅延につながる理由
取替え用のアルミサッシは実測後の製作で約6週かかり,撤去後に開口を長く仮ふさぎすることになった。取付けが遅れると内装仕上げに着手できないため。
71字(解答欄の目安 90字)
1. 事例1 ③ ②による遅延を防ぐために実際に行った対策
着工前に全開口を実測して製作図の承認を前倒しし,製作を早めた。搬入を階ごとに分け,撤去した日のうちに新規サッシを取り付ける手順とした。
67字(解答欄の目安 90字)
現場作業の軽減の例文:事務所ビル新築の床スラブ型枠をフラットデッキプレートに(1級建築 二次 令和4年度の出題)
工事概要
- イ.工事名:(仮称)○○ビル新築工事
- ロ.工事場所:○○県△△市□□町2丁目
- ハ.工事の内容:事務所,鉄筋コンクリート造,地上6階,延べ面積4,280m²,外壁:二丁掛磁器質タイル張り,主要室:床タイルカーペット,壁せっこうボード下地ビニルクロス張り,天井システム天井ロックウール化粧吸音板
- ニ.工期等:令和2年5月~令和3年8月
- ホ.あなたの立場:工事主任
- ヘ.あなたの業務内容:躯体工事及び仕上工事の施工管理(工程・品質・安全管理)
1. 事例1 ① 工種名等
型枠工事(床スラブ)
1. 事例1 ② 現場作業の軽減のために実施した内容と軽減が必要となった具体的な理由
床スラブの型枠を合板と支保工による在来工法からフラットデッキプレートに変えた。型枠大工の確保が難しく,基準階6日の工程で支保工の組立・解体と資材の搬出入を減らす必要があったため。
89字(解答欄の目安 100字)
1. 事例1 ③ 低下が懸念された品質と品質を確保するための施工上の留意事項
デッキのたわみや端部からのノロ漏れによるスラブ厚さ不足と豆板が懸念された。梁へのかかり代を所定どおり確保して固定し,端部の隙間はふさぎ,打込み中はレベルでスラブ厚さを確認する。
88字(解答欄の目安 100字)
現場作業の軽減の例文:事務所ビル新築の柱・梁の鉄筋の先組み(1級建築 二次 令和4年度の出題)
工事概要
- イ.工事名:(仮称)○○ビル新築工事
- ロ.工事場所:○○県△△市□□町2丁目
- ハ.工事の内容:事務所,鉄筋コンクリート造,地上6階,延べ面積4,280m²,外壁:二丁掛磁器質タイル張り,主要室:床タイルカーペット,壁せっこうボード下地ビニルクロス張り,天井システム天井ロックウール化粧吸音板
- ニ.工期等:令和2年5月~令和3年8月
- ホ.あなたの立場:工事主任
- ヘ.あなたの業務内容:躯体工事及び仕上工事の施工管理(工程・品質・安全管理)
1. 事例2 ① 工種名等
鉄筋工事(柱・梁)
1. 事例2 ② 現場作業の軽減のために実施した内容と軽減が必要となった具体的な理由
柱と梁の鉄筋を地上の加工ヤードで先組みし,クレーンで吊り込んで据え付けた。鉄筋工が不足するなか,型枠上の狭い場所での組立て作業と高所作業を減らし,工程を短縮する必要があったため。
89字(解答欄の目安 100字)
1. 事例2 ③ 低下が懸念された品質と品質を確保するための施工上の留意事項
吊込み時の変形による鉄筋の位置ずれとかぶり厚さ不足が懸念された。専用の吊り治具で多点吊りとして変形を防ぎ,据付け後に主筋位置を確認し,スペーサーを所定の間隔に入れてかぶり厚さを確保する。
93字(解答欄の目安 100字)
現場作業の軽減の例文:事務所ビル新築のせっこうボードのプレカット(1級建築 二次 令和4年度の出題)
工事概要
- イ.工事名:(仮称)○○ビル新築工事
- ロ.工事場所:○○県△△市□□町2丁目
- ハ.工事の内容:事務所,鉄筋コンクリート造,地上6階,延べ面積4,280m²,外壁:二丁掛磁器質タイル張り,主要室:床タイルカーペット,壁せっこうボード下地ビニルクロス張り,天井システム天井ロックウール化粧吸音板
- ニ.工期等:令和2年5月~令和3年8月
- ホ.あなたの立場:工事主任
- ヘ.あなたの業務内容:躯体工事及び仕上工事の施工管理(工程・品質・安全管理)
1. 事例3 ① 工種名等
内装工事(壁せっこうボード張り)
1. 事例3 ② 現場作業の軽減のために実施した内容と軽減が必要となった具体的な理由
せっこうボードを工場で所定の寸法に切断(プレカット)し,階・部屋ごとに梱包して搬入した。現場での切断・加工作業と端材の処理に手間がかかり,ボード工の作業時間を減らす必要があったため。
91字(解答欄の目安 100字)
1. 事例3 ③ 低下が懸念された品質と品質を確保するための施工上の留意事項
寸法の誤差による目地の隙間や,開口部回りの割れが懸念された。発注前に現場で実測した寸法で割付図を作成し,張付けは小ねじで周辺部200mm程度,中間部300mm程度の間隔で留め付ける。
91字(解答欄の目安 100字)
年度別の問題と記述例
各年度の問題ページでは、模範の記述例のほかに別の工事での記述例と、採点で見られる要点を読めます。
よくある質問
経験記述は今も出題されていますか?
自分が経験した工事について工事概要から書く形の経験記述は、1級・2級とも令和5年度までです。令和6年度からは問題1で、問題に示された工事(1級は1件の工事概要、2級は新築・解体・改修から選ぶ1件)について、施工管理の立場での考えを書く形になりました。問われるテーマや設問の組み立ては以前の経験記述とよく似ているので、過去の経験記述の問題はそのまま練習になります。
例文をそのまま書いてもいいですか?
いいえ。令和5年度までの問題は「あなたが経験した建築工事」から工事を選ぶよう求めていて、令和6年度からの形も、多くの年度で「今日までの経験を踏まえ」て答えるよう求められています。このページの例文は架空の工事なので、書き方の型として使い、工事名・規模・工種・数値・実施した内容は自分の工事に合わせて書いてください。
1級と2級で何が違いますか?
1級は自分が経験した建築工事から選び、品質管理や施工の合理化・現場作業の軽減などのテーマで、品質管理項目や確認方法、合理化となる理由や副次的効果まで書かせる設問が中心です。2級は受検種別に係る工事から選び、品質管理・施工の計画・工程の管理のいずれかで、防ごうとした不具合や遅延の要因と、実際に行ったことを3つの事例で書きます。工事概要の欄は、2級は全年度、1級は令和3年度から「あなたの業務内容」が加わっています。
2級は受検種別と違う工種で書いてもいいですか?
設問1は避けてください。令和5年度までは「あなたの受検種別に係る工事の中から」工事を選び、令和4・5年度は工種名を受検種別に係るものとするよう指定されていました。令和6年度からも1.は「受検種別に係る工種」で書く指示です。一方、設問2は工事を限らない今日までの経験から答える問題で、令和4年度までは「工事概要であげた工事及び受検種別にかかわらず」と明記されていたので、受検種別の外の経験を書いても構いません。
1級は何を準備すればいいですか?
1級の設問1は、令和元年度から品質管理(令和元・3・5・7年度)と、施工の合理化・現場作業の軽減(令和2・4・6・8年度)が1年ごとに入れ替わっています。品質管理項目と確認方法を工種別に3つ、現場作業の軽減策(プレキャスト化・先組み・プレカットなど)とそれで確保すべき品質を3つ、書けるようにしておきましょう。設問2の組織的な品質管理、労働者の確保、時間外労働、コスト削減も、作業所の取組として説明できるようにしておくと安心です。
改修工事でも書けますか?
書けます。令和5年度までの問題文には、改修等の場合の工事の内容として建物用途・建物規模・主な改修内容及び施工数量を書くよう示されていました。令和6年度からの2級では、選べる工事の一つに改修工事が入っています(令和6・7年度)。外壁改修や屋上防水改修なら、改修の範囲と数量を工事の内容に書き、設問の事例もその改修の工種で書きます。
出題テーマは各年度の本試験問題によります。例文・書き方のポイントは資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。