音(透過損失・吸音・エコー)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.6の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
音に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) コンサートホールの客席後方部は,エコーを防ぐため,壁や天井に反射板を設置する。
解き方
- (2)が不適当である。エコー(反響)は,遅れて届く強い反射音によって生じる。
- 客席後方部の壁や天井に反射板を設けると,後方からの反射音が強くなりエコーの原因となる。エコーを防ぐには,客席後方部の壁や天井に吸音材を設ける。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。単層壁の音響透過損失は面密度が大きいほど大きく(質量則),同じ材料なら厚いほど大きい。
- (2)不適当。エコーを防ぐには客席後方部に吸音材を用いる。反射板はエコーを生じさせるおそれがある。
- (3)適当。吸音率は入射音のエネルギーに対する,反射されなかった音(吸収及び透過した音)のエネルギーの割合である。
- (4)適当。剛壁との間に空気層を設けた板状材料は板振動により主に低音域の音を吸音する。
引っかけ:反射板は舞台付近で客席前方に音を届けるために使う。後方の壁は吸音とする。
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論点ページ:環境工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度 前期(2024年6月9日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する