合成高分子系ルーフィングシート防水の接着工法
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.41の問題です。論点は「防水・シーリング」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
合成高分子系ルーフィングシート防水の接着工法に関する記述として,不適当なものを2つ選べ。
解答欄
正解
正解:(2) 加硫ゴム系シート防水において,接着剤を塗布後,オープンタイムを置かずにシートを張り付けた。 / (3) 塩化ビニル樹脂系シート防水において,シートを張り付けるエポキシ樹脂系接着剤は,シート裏面に塗布した。
2 つとも選んで正解です。
解き方
- 標仕9.4.4(6)により,接着工法では塗布した接着剤のオープンタイムを確認してからシートを張り付ける。加硫ゴム系シートの接着剤(合成ゴム系)は溶剤を揮発させてから張り付けるので,オープンタイムを置かずに張り付けた(2)は不適当である。
- 塩化ビニル樹脂系シートをエポキシ樹脂系接着剤で張り付ける場合は,一般に接着剤を下地面のみに塗布し,シート裏面には塗布しない。よって(3)は不適当である。
- 標仕9.4.4(2)によりプライマーは当日の施工範囲に塗布し,標仕9.4.4(7)により立上り末端部は押え金物で固定した上に不定形シール材を充填する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。プライマーは当日の施工範囲(その日にシートを張り付ける範囲)に塗布する(標仕9.4.4(2))。
- (2)不適当。接着剤は塗布後,オープンタイムを確認してからシートを張り付ける(標仕9.4.4(6))。
- (3)不適当。塩化ビニル樹脂系シートのエポキシ樹脂系接着剤は,下地面のみに塗布する。
- (4)適当。立上り末端部は押え金物で固定し,不定形シール材を充填する(標仕9.4.4(7))。
引っかけ:加硫ゴム系は「下地とシートの両方に塗ってオープンタイム」,塩ビ系のエポキシ・ウレタン樹脂系接着剤は「下地のみ」。
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論点ページ:防水・シーリングの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.41。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する