型枠(せき板)の存置期間
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.40の問題です。論点は「型枠工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
型枠の存置期間に関する一般的な記述として,不適当なものを2つ選べ。
ただし,計画供用期間の級は標準とする。
解答欄
正解
正解:(1) コンクリートの材齢によるせき板の最小存置期間は,普通ポルトランドセメントと高炉セメントB種では同じである。 / (2) コンクリートの材齢によるせき板の最小存置期間は,同じセメントの種類の場合,存置期間中の平均気温の高低に係わらず同じである。
2 つとも選んで正解です。
解き方
- 標仕表6.8.2により,基礎・梁側・柱・壁のせき板の最小存置期間をコンクリートの材齢で定める場合,平均気温15℃以上で普通ポルトランドセメントは3日,高炉セメントB種は5日であり,セメントの種類で異なる。よって(1)は不適当である。
- 同じ表で,普通ポルトランドセメントは15℃以上3日,5℃以上5日,0℃以上8日と,存置期間中の平均気温によって異なる。よって(2)は不適当である。
- 圧縮強度で定める場合,基礎・梁側・柱・壁のせき板はいずれも5N/mm²以上で同じである。梁下のせき板は,標仕6.8.4(4)により支柱を取り外した後に取り外し,梁下の支柱は表6.8.3により圧縮強度が設計基準強度以上(全てのセメント)となるまで存置するので,セメントの種類に係わらず同じである。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。材齢による存置期間は,普通ポルトランドセメント(15℃以上3日)と高炉セメントB種(同5日)で異なる。
- (2)不適当。材齢による存置期間は,平均気温が低いほど長くなる。
- (3)適当。柱と壁のせき板は,いずれも圧縮強度5N/mm²以上で取り外せる。
- (4)適当。梁下のせき板・支柱の取外しの圧縮強度は設計基準強度を基準に定め,セメントの種類には係わらない。
引っかけ:材齢で決める場合は「セメントの種類」と「気温」で変わる。強度で決める場合は種類に係わらない。
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論点ページ:型枠工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.40。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する