令和5年度 後期 No.22論点:木工事重要度 B配点 1点未着手

在来軸組構法の仕口の名称と納まり図

これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.22の問題です。論点は「木工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

在来軸組構法の木工事における仕口の名称と納まり図の組合せとして,誤っているものはどれか。

仕口の名称と納まり図4つ。1. 大留め:2本の部材の端部をそれぞれ斜め(45°)に切り,角で突き合わせる図。2. 相欠き:2本の部材をそれぞれ厚さの半分ずつ欠き取り,欠いた部分どうしを重ね合わせる図。3. 大入れ:柱の側面に横架材の断面形状どおりの浅い彫込みを設け,横架材の端部をそのまま差し込む図(破線で差し込む位置を示す)。4. 蟻掛け:上の部材の下面に小さな切欠き(あご)を設け,下の部材の上面には幅の広い浅い欠込みと小さな長方形の穴を設けて,直交して重ねる図。いずれの部材にも蟻形(台形)の加工は描かれていない。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 蟻掛け

解き方

  1. 蟻掛けは,横架材の端部を蟻形(先が広がった台形)に加工し,受け材に設けた蟻形の彫込みに上から落とし込んで掛ける仕口である。
  2. 4.の図は,上の部材の下面に小さな切欠き(あご)を設け,下の部材に欠込みを設けて直交させて重ねるもので,蟻形の加工が無く,渡りあごの納まりに近い。名称と図が合っていないので(4)が誤っている。
  3. 1.は2材の端部を45°に切って突き合わせる大留め,2.は2材をそれぞれ半分ずつ欠き取って重ねる相欠き,3.は横架材の断面全体を柱の彫込みに差し込む大入れであり,いずれも名称と図が合っている。

選択肢ごとの解説

  1. (1)正しい。端部を斜めに切って突き合わせる納まりは大留めである。
  2. (2)正しい。2材をそれぞれ半分ずつ欠いて組み合わせる納まりは相欠きである。
  3. (3)正しい。横架材の断面全体を受け材の彫込みに差し込む納まりは大入れである。
  4. (4)誤り。図には蟻形の加工が無く,あごで掛ける渡りあごに近い納まりであり,蟻掛けではない。
引っかけ:蟻掛け・蟻継ぎは「台形(蟻形)」の加工が目印。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 後期(2023年11月12日(日)実施) No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する