在来軸組構法の木工事(継手・仕口)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年11月13日(日)実施) No.22の問題です。論点は「木工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
在来軸組構法における木工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 洋式小屋組における真束と棟木の取合いは,棟木が真束より小さかったため,長ほぞ差しとした。
解き方
- 洋式小屋組の真束と棟木の取合いは,棟木が真束より小さい場合は,真束の頂部を溝状に欠き取って棟木を落とし込む「わなぎほぞ差し」とし,釘打ちなどで留めるのが一般的である。
- 長ほぞ差しは,真束の頂部に長いほぞを設けて棟木の下面にほぞ穴を掘る方法で,棟木の断面が真束より小さい場合は棟木の断面欠損が大きくなり適さない。よって(2)が不適当である。
- (1)・(3)・(4)は在来軸組構法の一般的な施工方法であり,消去法でも(2)が残る。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。真壁の柱の心持ち材には,干割れ防止のため見え隠れ部分に背割りを入れる。
- (2)適当でない。棟木が真束より小さい場合は,真束の頂部で棟木を挟み込むわなぎほぞ差しとする。
- (3)適当。建入れ直しが完了してから接合金物や火打材を固定し,筋かいを取り付ける。
- (4)適当。軒桁の継手は,柱心から持ち出した位置に設け,追掛大栓継ぎなどとする。
引っかけ:部材の大小で仕口が変わる。小さい部材に大きなほぞ穴を掘ると断面欠損が大きくなる。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年11月13日(日)実施) No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する