壁タイル密着張り工法
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年11月13日(日)実施) No.23の問題です。論点は「タイル・石工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
壁タイル密着張り工法に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 張付けモルタルの1回に塗り付ける面積は,60分でタイルを張り終える面積とした。
解き方
- 密着張りの張付けモルタルの1回の塗付け面積は,張付けモルタルに触れると手に付く状態のままタイル張りが完了できる範囲とし,2m²/人以内とする(標仕 11.2.6)。
- 一般に塗り置き時間は20分以内とされ,60分ではモルタルの表面が乾いて接着力が低下する。よって(3)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。振動工具(ヴィブラート)はタイル面に垂直に当て,タイル表面に振動を与えて張り付ける。
- (2)適当。加振は,張付けモルタルがタイル裏面全面に回り,タイル周辺からはみ出すまで行う(標仕 11.2.6)。
- (3)適当でない。1回の塗付け面積は2m²/人以内で,一般に20分以内に張り終える面積とする。
- (4)適当。目地詰めは,タイル張付け後24時間以上経過し,張付けモルタルの硬化を見計らって行う(標仕 11.2.6)。
引っかけ:密着張りの1回の塗付け面積は2m²/人以内(平成31年版までの標仕では20分以内に張り終える面積,改良圧着張りは60分以内),改良積上げ張りの1日の張付け高さは1.5m程度と,工法ごとに整理する。
現行法令との関係:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版では,密着張り・改良圧着張りの1回の塗付け面積の限度は「張付けモルタルに触れると手に付く状態のままタイル張りが完了できることとし,2m²/人以内」とされ,平成31年版にあった「20分以内」「60分以内」の時間の規定はなくなった。この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:タイル・石工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度 後期(2022年11月13日(日)実施) No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する