令和3年度 前期 No.42論点:内装・断熱重要度 B配点 1点未着手

床のフローリングボード張り

これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.42の問題です。論点は「内装・断熱」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 4 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

床のフローリングボード張りに関する記述として,不適当なものを2つ選べ。

解答欄

正解は 2 つあります。選択肢を 2 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) フローリングボードに生じた目違いは,パテかいにより平滑にした。 / (4) 隣り合うフローリングボードの木口の継手位置は,すべて揃えて割り付けた。

2 つとも選んで正解です。

解き方

  1. (1)が不適当。フローリングに生じた目違いは,研磨(サンダー掛けなど)による目違い払いで取り除いて平滑にする(平成31年版標仕19.5.6(ア)(b)「研磨は、目違い払いをし、研磨を掛けて平滑に仕上げる」)。木質の床の段差をパテかいで埋めると,塗装後にパテの部分が目立ち,剥がれも生じやすい。
  2. (4)が不適当。張込みに先立って板の割付けを行い,隣接する板の短辺の継手が揃わないようにする(標仕19.5.4(1)(b)・(2)(b))。継手位置を揃えると,継手が一直線に並んで床の強さが落ち,見た目も悪くなる。
  3. (2)は適当。施工後は,吸湿及び汚れを防ぎ,直射日光を避け,水が掛からないように養生紙等で養生する(平成31年版標仕19.5.7,令和7年版19.5.6)。塗装仕上げまでの表面の保護にシートで養生するのは一般的な方法である。
  4. (3)は適当。下張り用合板は,長手方向が根太と直交するように割り付けて張る。

選択肢ごとの解説

  1. (1)不適当。目違いはパテかいではなく,研磨による目違い払いで取り除いて平滑にする。
  2. (2)適当。張込み後,塗装仕上げを行うまで,吸湿・汚れ・直射日光・水掛かりを防ぐよう養生紙やシート等で養生する。
  3. (3)適当。下張り用合板は,長手方向が根太と直交するように割り付ける。
  4. (4)不適当。隣接する板の短辺の継手は揃わないように割り付ける(標仕19.5.4)。
引っかけ:継手は「乱」に(揃えない)。木の床の段差はパテでなく削って直す。
現行法令との関係:令和7年版の標仕では,フローリングはJASによる工場塗装品とされ(19.5.2),現場塗装仕上げの項(平成31年版19.5.6)が無くなった。養生の規定は19.5.6に移ったが内容は同じである。この問題の答えは変わらない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度 前期(2021年6月13日(日)実施) No.42。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する