鉄筋の継手及び定着
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度 後期(2020年11月8日(日)実施) No.20の問題です。論点は「鉄筋工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋の継手及び定着に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 耐圧スラブが付く基礎梁主筋の継手の位置は,上端筋,下端筋ともスパンの中央部とする。
解き方
- 耐圧スラブが付く基礎梁は,地反力を受けて一般階の梁と応力が逆になり,スパン中央部で上端筋が,端部で下端筋が引張側となる。
- 継手は応力の小さい位置に設けるので,一般に上端筋は端部,下端筋は中央部に設ける。上端筋・下端筋ともスパンの中央部とした(1)が不適当である。継手の位置は特記によるとされ(標仕 5.3.4),標仕に具体の規定はないので,一般的な配筋の考え方で判定した。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。耐圧スラブ付き基礎梁の継手位置は,一般に上端筋は端部,下端筋は中央部とする。
- (2)適当。一般階の大梁の下端筋を柱内に折り曲げて定着する場合は,原則として上向きに曲げ上げる。
- (3)適当。重ね継手の長さはコンクリートの設計基準強度と鉄筋の種類によって定められ,強度が異なれば長さも異なる(標仕 表5.3.2)。
- (4)適当。フック付き定着の長さは,定着起点からフックの折曲げ開始点までの距離とし,フック部分の長さは含まない。
引っかけ:耐圧スラブ付き基礎梁は一般階の梁を上下逆にした応力状態と考える。
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論点ページ:鉄筋工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度 後期(2020年11月8日(日)実施) No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する