平成30年度 前期 No.30論点:塗装工事重要度 B配点 1点未着手

塗装工事(ローラー・吹付け・塗付け量)

これは2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.30の問題です。論点は「塗装工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

塗装工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 強溶剤系の塗料をローラーブラシ塗りとするため,モヘアのローラーブラシを用いた。

解き方

  1. ローラーブラシは毛の材質によって使える塗料が異なる。モヘア(アンゴラヤギの毛)などの獣毛のローラーブラシは強溶剤系の塗料に侵されやすく,毛が抜けたり傷んだりして仕上がりを損なうので,一般に強溶剤系の塗料には用いない。よって(1)が最も不適当である。
  2. (2)は標仕(平成28年版)表18.5.1のとおり,木部のクリヤラッカー塗りの下塗りはウッドシーラー(中塗りはサンジングシーラー)である。(4)は同表18.4.2のとおり,鉄鋼面の合成樹脂調合ペイント塗りの上塗りの塗付け量は0.08kg/㎡である。
  3. (3)のスプレーガンは,塗面から一定の距離を保って塗面に直角に向け,平行に運行し,1行ごとに吹付け幅が約1/3ずつ重なるように吹き付けるのが一般的な方法である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。モヘアなど獣毛のローラーブラシは強溶剤に侵されやすく,一般に強溶剤系の塗料には用いない。
  2. (2)適当。木部のクリヤラッカー塗りの下塗りにはウッドシーラーを用いる(標仕 表18.5.1)。
  3. (3)適当。スプレーガンは塗面に直角に向けて平行に運行し,吹付け幅が約1/3ずつ重なるようにする。
  4. (4)適当。鉄鋼面の合成樹脂調合ペイント塗りの上塗りの塗付け量は0.08kg/㎡である(標仕 表18.4.2)。
引っかけ:ローラーブラシは毛の材質と塗料の相性で選ぶ。強溶剤系の塗料に獣毛(モヘア)のローラーは使わない。クリヤラッカーは「下塗りウッドシーラー,中塗りサンジングシーラー」で,順番の入替えもよく問われる。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する