型枠の支保工(パイプサポート)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.21の問題です。論点は「型枠工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
型枠の支保工に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) パイプサポートに水平つなぎを設けるため,番線を用いて緊結した。
解き方
- 型枠支保工の鋼材と鋼材との接続部及び交差部は,ボルト,クランプ等の金具を用いて緊結しなければならない(労働安全衛生規則第242条第4号)。番線による緊結は緩みやすく認められない。よって(4)が最も不適当である。
- パイプサポートの頭部・脚部は大引・敷板に釘などで固定して滑動を防ぎ(同条第2号),地盤上に立てるときは剛性のある敷板を敷いて沈下を防ぐ(同条第1号)。
- 梁の下に開口部のない壁が梁幅の中央に付いている場合は,梁の荷重を壁が受けるので,梁の支柱をせき板と同時に取り外すことができるとされている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。開口部のない壁が梁幅の中央に付いていれば,梁の荷重は壁が負担する。
- (2)適当。パイプサポートの頭部・脚部は大引・敷板に釘等で固定する。
- (3)適当。地盤上に支柱を立てる場合は,沈下を防ぐため剛性のある敷板を敷く。
- (4)適当でない。水平つなぎとパイプサポートの緊結は,番線ではなくクランプ等の金具で行う。
引っかけ:支保工の鋼管どうしは「ボルト・クランプ等の金具」。番線は不可。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.20型枠の加工と組立て
令和7年度 後期 No.21せき板及び支柱の取りはずし
令和7年度 後期 No.38型枠のセパレータ
令和7年度 前期 No.19型枠支保工(パイプサポート・鋼管枠)
令和6年度 後期 No.20型枠支保工(パイプサポート・支保梁)
論点ページ:型枠工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する